アギーレ監督、W杯敗退も「胸を張っていい」 数的優位も追いつけず「これ以上言うことはない」

ハビエル・アギーレ監督【写真:ロイター】
ハビエル・アギーレ監督【写真:ロイター】

アギーレ監督がイングランド戦を総括した

 北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月5日、決勝トーナメント2回戦が行われ、開催国メキシコ代表はイングランド代表に1-2で惜敗した。試合後にハビエル・アギーレ監督が敗退後、フラッシュインタビューに応じ、激闘を振り返った。

 チームは最後まで相手を押し込んだものの、わずかな集中力の欠如から失点を喫して大会を去ることになった。指揮官は「最高峰の舞台であり、ミスをすれば命取りになる」と悔しさを滲ませつつも、持てる力を出し尽くした選手たちを称えた。

 勝敗を分けたのは、自らのミスだった。アギーレ監督は「失点した場面でいくつかミスを犯してしまったが、それがサッカーだ」と結果を受け止める。試合は相手が1人少なくなる展開となり、メキシコは状況に応じた策を打っていった。「セサールに関しては最後までリスクを冒した」と振り返るように、ピッチ上ではFWサンティアゴ・ヒメネスとFWラウール・ヒメネスが最前線に立つなど、ゴールをこじ開けるための采配を振るった。

 さらに勝負に出た指揮官は、FWギジェルモ・マルティネスの投入を決断。「相手が1人少なくなっていたので、高さ(空中戦)を狙った賭けだった」とその意図を説明した。しかし、数的な優位を活かして猛攻を仕掛けたものの最後まで策ははまらず、「最終的には実を結ばなかった。それだけだ」と唇を噛んだ。

 勝利には届かなかったものの、指揮官の言葉に選手を責める様子は一切なかった。「ファンのことを思うと悲しい」と応援に応えられなかった無念さを口にしながらも、インタビューの中で2度繰り返した「素晴らしいチーム」「できる限りのことをやった」という言葉を用いて自チームの奮闘をかばった。

 最後は「選手たちは素晴らしいチームを相手にできる限りのことをやったのだから、胸を張っていいと思う。選手たちを称えたい。これ以上言うことはない」と語り、今大会での力強い戦いに幕を閉じた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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