イングランド×メキシコで両軍ベンチが衝突 危険タックル巡り…現地報道「大混乱のW杯決戦」

イングランド対メキシコで小競り合い勃発【写真:ロイター】
イングランド対メキシコで小競り合い勃発【写真:ロイター】

イングランドとメキシコが対戦

 イングランド代表は現地時間7月5日、北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド16でメキシコ代表と対戦し3-2の勝利を収めた。激しい攻防の末に一発退場処分やコーチ陣の衝突が起きる大荒れの展開となった。英紙「デイリー・メール」は「大混乱のW杯決戦」と見出しを打ち、タッチライン際で両チームのスタッフが激しく衝突した様子を報じている。

 試合は前半にジュード・ベリンガムがわずか98秒の間に2ゴールを奪う活躍を見せ、イングランドが2-0とリードを奪った。その後、メキシコに1点を返されて前半を折り返すと、後半の立ち上がりに試合の緊張感が一気に沸点へと達した。

 後半5分、イングランドのDFジャレル・クアンサーが激しいチャレンジを仕掛けたものの、主審は当初ファウルをとならなかった。その直後、今度はイングランドのアンソニー・ゴードンが相手から無謀で悪質なファウルを受けると、タッチライン際で両チームのコーチ陣が入り乱れる事態へと発展した。

 同紙は緊迫した空気のなかで起きた騒動について「両チームのコーチ陣はすぐにタッチライン際での激しい小競り合いに巻き込まれた」と描写。イングランドのアンソニー・バリーコーチらが自チームの選手やスタッフを守るためにメキシコベンチと激しく衝突したと伝えている。

 その後、VARの介入によってクアンサーのプレーがレビューされ、最終的に一発レッドカードが提示された。イングランドは10人での戦いを強いられる動揺のなか、直後にゴードンがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをキャプテンのハリー・ケインが落ち着いて決めて3-1と突き放した。

 ドラマはこれだけで終わらず、今度はケインがエリア内でメキシコのブリアン・グティエレスの足を引っかけ、VAR判定の末にメキシコにPKが与えられた。これをラウル・ヒメネスに決められて3-2とされたが、そのまま逃げ切りイングランドがベスト8進出を決めた。

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