日本に敗戦は「良い教訓」 王国が断行した守備陣の“総入れ替え”…指揮官が追求する「バランス」

守備陣は総入れ替え、当時のスタメン残留はヴィニシウスら4人のみ
ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、現地時間6月26日行われるFIFA北中米ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で激突する日本代表との再戦に向けてチームの立て直しを図っている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、昨年10月に東京で行われた親善試合からの変化に注目。アジアの難敵との対戦に向けたチームの変貌を伝えている。
東京で行われた前回の日本戦では、前半に2点のリードを奪いながらも後半に3失点を喫し、2-3で逆転負けを喫したブラジル。指揮官は当時の敗戦をチームにとっての「良い教訓」と位置づけ、その後の糧としているようだ。同メディアの報道によると、当時の試合で個人のミスが目立った守備陣には激しいサバイバルの末に大幅な入れ替えが発生しており、先発に名を連ねていた5人の守備陣(GK含む)は誰一人として今回のW杯メンバーに選出されていないという。
今回のW杯での再戦において、当時のスタメンから引き続き先発出場が予想されているのは、MFカゼミーロ、MFブルーノ・ギマランイス、FWヴィニシウス・ジュニオール、MFルーカス・パケタのわずか4名のみとなっている。前回対戦時はテストの意味合いも強く、左サイドに別の選手を配置してヴィニシウスをより中央寄りに置くなど様々な試みがなされていたが、そこから約8か月の時間を経て最適な配置を見出すべく試行錯誤が重ねられてきた。
また、指揮官は技術や戦術面だけでなく、メンタル面における課題の修正にも取り組んできたという。記事では指揮官の過去の分析として、失点後のリアクションの悪さや、試合を通しての安定感の欠如を指摘していたことを回顧。W杯という大舞台を勝ち抜くための「バランス」を追求し、大幅な血の入れ替えと戦術のアップデートを断行したようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)















