英代表監督が批判→FIFA対応の事態 立ちはだかった50人の壁「選手が見えなかった」

トゥヘル監督が国歌斉唱の際のカメラマンの位置に苦言を呈した
北中米ワールドカップ(W杯)でイングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が国歌斉唱の際に近すぎる“カメラマンの壁”を批判し、国際サッカー連盟(FIFA)を動かした。
イングランドは現地時間6月17日にグループリーグ初戦でクロアチア代表と対戦し、4-2で勝利。自国開催だった1966年大会以来の優勝に向けて幸先のいいスタートを切った。
そうしたなかで、チームを率いるトゥヘル監督は試合前の国歌斉唱の場面で、大勢のカメラマンがトゥヘル監督を撮影するためにベンチ前に押し寄せ、視界を遮るような壁を作ったことを批判。ドイツ人指揮官は試合後に「私はFIFAに国歌斉唱時のカメラマンの位置を変えてほしいと懇願している。選手たちの姿が見えなかった。特別な瞬間だったのに、50人のカメラマンに囲まれて選手を見ることができなかったのは残念だった」とコメント。大事な国歌斉唱の瞬間が台無しになったとして、FIFAにカメラマンの位置を変えるように訴えた。
なお、会場となったAT&Tスタジアムはアメリカンフットボールのスタジアムで、サッカー用としてはやや小さく、ピッチとベンチの間のスペースが限られていたことが影響していたようだ。
英公共放送「BBC」は「トゥヘルを含む複数人からの意見を受けて、FIFAは方針を修正し、他の大会での妥協案を導入することにした」とレポート。トゥヘル監督らの意見がFIFAを動かし、今後の試合でカメラマンはよりハーフウェイラインに近い一箇所に集められることになるようだ。
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