長友佑都、遠藤航の離脱に言及「底力お見せします」 緊急事態も…前を向かせるのが「僕の役目」

長友佑都「泥臭く戦うっていうところ、みんなもう本当に信念持ってやるだけ」
日本代表DF長友佑都が現地時間6月11日、遠藤航のチーム離脱について取材に応じ、複雑な胸中と今後の戦いに向けた強い決意を明かした。一報を聞いた瞬間の心境を「いや、ショックだし、残念の一言ですね、はい」と振り返り、「なかなか、すぐには心の整理はできなかったんで、ただただ残念で。かけてきた航の気持ちを考えると辛かった」と、ともに歩んできた戦友を思いやり、沈痛な面持ちを浮かべた。
この4年間チームを牽引してきた遠藤について、長友は「本当に強い存在だった」とした上で、「キャプテンとしての苦悩っていうのは間違いなくあったと思うし、それはもうキャプテンの立場にならないと分からない部分。本当に代えの利かない存在だった」と称賛。選手としての能力だけでなく、パーソナリティの面も含めて「代表チームとしてもやっぱり痛い」と、その存在の大きさを正直に語った。さらに、日の丸を背負う重圧とチームを引っ張る責任は「やった人間しか分からない、計り知れない部分」と述べ、見せることのなかった遠藤の苦悩に理解を示した。
一方で、大会中に起こり得る不測の事態に対し、ベテランとしての役割を見据えている。長友は「チームを前に向かせるエネルギーだったり、そういった役目は、自分がいる存在価値でもあると思う」と語り、「どんな逆境が来ても、どんな状況が来ても、前を向いてチームを引っ張っていくという自分には自信があります」と力強く宣言した。
過去の経験を踏まえ、この危機をチームの結束に変える必要性も感じている。比較的順調に来たこの4年間を振り返り、今までの大会と比べると危機感が無かったのではないかと指摘。その上で「このショックをみんなでまた支え合って、一丸となるきっかけにしていかなきゃいけない。航のためにも」と前を向いた。
「もう言い訳もできないし、誰も何もできない。ただ泥臭く日の丸背負って戦う。泥臭く戦うっていうところ、みんなもう本当に信念持ってやるだけです。覚悟はもう決まってます」と語る長友。自身のなかでもこのショックが危機感や引き締めにつながっていると言い、「難しいからこそ、そういうときに僕がベテランの選手として、僕だけじゃなくて麻也(吉田麻也)だって、拓実(南野拓実)だっています。このレジリエンスメンタリティをここで見せたい。どんなに辛いときに俺らは這い上がっていくという、その底力お見せします」と結び、逆境からの躍進を誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)














