衝撃ハットの大迫「2点取れれば十分かと」 PK譲るも…鹿島に5-0快勝「1週間話し合った」

神戸が鹿島相手にホームで5-0快勝
衝撃的な勝利だった。昨季のJ1王者であり、J1百年構想リーグの地域リーグラウンドでEASTを圧倒的な成績で制した鹿島アントラーズに対しヴィッセル神戸のFW大迫勇也が、格の違いを見せつけた。古巣から先制点を含むハットトリックの活躍を見せ、第1戦を5-0の快勝に導いた10番は「仲間に感謝したいですし、3点取れて嬉しかったです」と、優勝を大きく引き寄せる勝利を喜んだ。
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DFトゥーレルが開始早々に負傷したなか、大迫は前半28分に直接FKを決めて試合を動かす。壁の上、すれすれを通りニアに決めたFKについて「自信を持って蹴るだけでした。本当に、ここ5試合ふがいない試合をしていたので、必死に取り戻そうと思ってプレーしました」と、振り返る。
さらに相手が選手交代もして反撃に出ようとした後半の立ち上がりにも、FW武藤嘉紀のスローインからゴールを決める。相手の切り替えが遅れたなかで、武藤と意思疎通ができてたかと問われた大迫は「もちろん」と胸を張り、「すごく良いボールを入れてくれました。センタリングのようなスローインを入れてくれたので、僕は落ち着いて当てるだけでした」と言い、「チームとして5点取れたので、次に向かって良い準備をしたい」と続けた。
3点目のゴールを振り返ろうとしなかったが、大迫自身もこの後「僕自身2点取れれば十分かなと思った」と、ここまで18試合で9失点しかしていなかった鹿島からの複数ゴールで、ある程度、満足をしていたことを明かしている。実際に4点目の場面では、決めればハットトリックとなるPKをFW小松蓮に蹴らせていた。
それでも小松がPKを決めて4-0としたあとにも、FWジェアン・パトリッキのクロスからヘディングでゴールネットを揺らした。先の言葉に「ジョアンが良いボールを上げてくれたので、僕自身もうまく合わせることができました」と、ハットトリックを狙っていたことは否定しつつ、チームメイトに感謝した。
鹿島を圧倒した神戸だが、直近の5試合は3勝(1PK勝)2敗(1PK負)で、勝利した2試合は、いずれも1-0の勝利だった。ゴールを決めた後にベンチのチームメイトたちとも喜んでいた大迫は、「ここ1週間本当にたくさん話し合いました。僕らがどういう道を歩んでいくか、真剣に考えることができた1週間でした。こういう1週間を毎日過ごすことが大事だと思ったし、まだまだ成長していきたいと思います」と、ともに苦しみ悩んだ仲間と喜び合った理由を語った。
初戦で衝撃的な勝利を収めた神戸だが、まだ優勝を決めたわけではない。鹿島でのアウェーゲームの難しさは、大迫自身もよく知るところだろう。1週間後のアウェーゲームに向けて「やるだけです。戦います。応援してください」と、クリムソンレッドの10番は力強く呼びかけて、試合直後のフラッシュインタビューを終えた。



















