室屋成が感じた「チームの成長」 上回った”振る舞い”…首位追走の快勝劇「本当に一戦も落とせない」

FC東京のキャプテン室屋成【写真:徳原隆元】
FC東京のキャプテン室屋成【写真:徳原隆元】

キャプテンの室屋成が感じるチームの成長

 FC東京は4月29日、明治安田J1百年構想リーグの第13節で柏レイソルとアウェーで対戦し、3-1で勝利した。フル出場し、右サイドから熱を放ち続けたキャプテンのDF室屋成が「戦いながら成長してるなっていうのはすごく感じてます」とチームの成長を噛み締めた。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 雨降る日立台で価値のある勝ち点3を積み上げた。室屋は定位置の右サイドバックでフル出場し、守備では球際でファイトしチームを鼓舞した。攻撃面では内側にポジションをとるなど、積極的に柏ゴールへ迫っていった。

 前日のトレーニングからチームには「いい雰囲気」が漂っていた。ムードメーカーのMF佐藤恵允を筆頭に、たくさんの声が飛び交った。この柏戦でも、選手たちはボールが合わなくても親指を立てて「グッド」のポーズを取るなど、要所でのポジティブな振る舞いでも柏を上回っていた。

 キャプテンとして、ベテランとして。室屋は「チームが戦いながら成長してるなっていうのはすごく感じてます」と現状に手応えを感じながら、「試合前もロッカールームもそうですけど、みんながこう要求しあって、本当にいい雰囲気でプレーできてると思います」と表情を緩めた。

「奪われたあとに自分が取り返しに行くっていう、そういう意識を全員が持ってプレーできてると思う。チーム一丸となってプレーできてるっていうのは見てる人にも伝わると思うし。それが自分たちの良さでもあると思うので、そういうのは引き続きこう当たり前にやっていきたい」

 キックオフ前には首位の鹿島アントラーズが東京ヴェルディに敗れ、勝ち点を縮める大きな意味を持つ一戦でもあった。チームとしての共有はなかったというが、「すごい重要な試合っていうのは、みんな試合前からわかっていたと思う」。言葉で伝えずとも、この試合にかける選手のモチベーションが揃い、松橋力蔵監督も「圧倒しよう」と選手に伝えた。

 選手だけではなく、サポーターも声援でこの試合への強い思いを示した。「情熱をぶつけろ 優勝を掴みとれ」。サポーターの声は選手に届き、まるでホームの雰囲気で、のびのびとプレーをすることができた。ここ2試合で8得点と好調だが、東京にとって負けられない戦いは続いていく。

 後半途中には左膝を痛めてピッチに倒れ込んだ室屋だが、「大事には至らずです。痛かったですけど」と笑いながらもホッとさせる言葉を残し、「中2日で短いですけどしっかり準備したい」と川崎フロンターレとの多摩川クラシコに気持ちを切り替えた。

(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド