“心理戦”なんのその「うまく蹴れた」 2分半ストップも…香川真司が見せた風格

セレッソ大阪の香川真司【写真:柳瀬心祐】
セレッソ大阪の香川真司【写真:柳瀬心祐】

2か月ぶりに先発出場した

 セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司が4月29日、百年構想リーグ・WEST地区第13節ヴィッセル神戸戦(0-0 PK4-2)で2月28日の第4節V・ファーレン長崎戦以来、2か月ぶりの先発出場を飾った。フル出場でPK勝ちに貢献。PK戦突入前には“心理戦”にも惑わされず「うまく蹴れたと思う」と1番手を務め上げた。

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 緊張感が漂った。0-0でPKに突入。先攻C大阪の1番手、背番号8がペナルティーエリア付近に立った。だが、相手GK権田修一が主審とC大阪側ゴール裏の大旗の位置について話し合い、ゴールマウスに立たず。香川もゴール裏と直接やりとりした。PK戦がスタートしたのは香川がポジションについてから約2分30秒後。“駆け引き”も物ともせず、圧倒的な経験値で流れを引き寄せた。

「冷静に蹴ることができたかなと思います。(心理的な影響もなく)うまく蹴れたと思います」

 その後この日、今季2試合目の先発となったGKキム・ジンヒョンが相手DF永戸勝也のPKをストップ。ベテランの活躍で勝ち点2を手にした。

 C大阪は前節サンフレッチェ広島戦から先発11人を変更。システムも今季初めて3バックで臨んだ。香川自身も2か月ぶりの先発ピッチ。ほとんど組んだことのないメンバーとWEST地区首位の神戸と渡り合った。

「特に右側で、武藤(嘉紀)であったり、大迫(勇也)を含めてうまく数的不利を作られることが予想できた。実際チャンスを作られていたんですけど、最後うまく体張ってみんな守っていましたし。失点しなかったのは1つのキーかな、と。あそこで失点していたらどうなったかわからない。どんな形であれ耐え忍んだのは非常にチームに自信も与えたかなと思います」

 香川も11人総替えについては「想定していなかった」といい「どういう結果になるかという不安は当然あった」。だが、出場機会の少ない選手を香川らがまとめ上げて手にした勝ち点2。「結果はまだ満足できるものではない」というが、C大阪にとっては大きな1歩となった。

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