痛恨ミスで失点「自分が試合を壊した」 まさかのプレーに鹿島DF「ちょっとわからない」

鹿島DF安西幸輝のミスから失点
鹿島アントラーズは4月29日に行われたJ1百年構想リーグ第13節の東京ヴェルディ戦に1-2で敗れ、今シーズン初めて90分間での黒星を喫した。1-0とリードして迎えた前半34分、思わぬ形から失点を喫してしまう。
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試合の立ち上がりから「(なんか変だなという感覚が)ありました。1本目の3枚回しの知念(慶)くんに付けたパスの時も、相手のボランチが全然見えていなくて『やべえなぁ』と思った」というDF安西幸輝のボールコントロールが乱れたところを、東京VのMF熊取谷一星に奪われ、そのままミドルシュートを決められた。
ただ、「自分が試合を壊した」と猛省する安西は、このミスに関しては相手が見えていなかったというのではなく、技術的なミスだったと説明する。「あのミスは、(原因が)ちょっとわからないですね。ドリブルで突いたタイミングで長くなっちゃったんで」と、ドリブルで中にボールを運ぼうとした結果だったと明かした。
この試合ではミスにつながったが、安西が復帰して左サイドバックに入り、鹿島の攻撃は厚みを増した。なかでもその恩恵を受けているように見えるのが、前節の柏レイソル戦ではアシストを記録し、今節は自ら得点を挙げたDF濃野公人だ。右利きの左SBでボールを保持でき、偽サイドバックの動きができる安西の存在は、ルーキーイヤーに9ゴールを挙げた濃野の攻撃参加を増やしている。濃野自身も、その理由の一因として「幸輝くんが帰ってきて、ある程度、失わないというのが頭にあるので上がりやすくなったという感触がある」と、背番号2の存在を挙げた。
試合に大きな影響を与えるミスをした安西だが、その責任を強く感じながらも「これを取り返すのはピッチでしかない。逆にこれで怖がってボールを受けなくなった方が、選手としてはダメなので切り替えてやろうと思った。ああいう一本のなんでもないミスをしてしまうと、ボールを受けるのが怖くなってしまう。それだけは避けようと思っていたので、後半に関してもボールを受けようと意識していました。ミスをして、試合を壊してしまいましたが、自分としてはそれだけでも次につながるかなと思います」と、恐れず普段通りのプレーをすることを心がけ、交代するまでプレーできたことの手応えを口にした。
次節はAFCチャンピオンズリーグエリートで決勝まで勝ち進んだFC町田ゼルビアとの対戦になる。安西は「今日、勝ち点3を失っちゃったんですけど、取り返すチャンスがあるのは選手としてありがたいこと。今日はすごいミスをしちゃいましたが、次しっかり勝てるようにチャレンジしていきたいと思います」と、前を向いた。
(河合 拓 / Taku Kawai)






















