浦和の新監督探し「日本の選手、Jを知っていること」 SDが重要視する要素「適応するのが難しい」

浦和を率いたマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】
浦和を率いたマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】

28日にスコルジャ監督の契約解除を発表

 浦和レッズは4月28日にマチェイ・スコルジャ監督の契約解除と、田中達也アシスタントコーチの暫定監督就任を発表した。同日に取材対応した堀之内聖スポーツ・ダイレクター(SD)は、シーズン移行後の2026-27シーズンに向け新たな監督を探す意向を示して「日本サッカーや日本の選手、Jリーグを知っていること」をポイントに挙げた。

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 浦和はJ1百年構想リーグの第12節を終え、3勝3PK負け6敗の勝ち点12で東地区の7位、直近では2つのPK負けを含む7連敗中だった。28日にはスコルジャ監督と合わせ、ラファウ・ヤナスコーチ、林舞輝コーチとも契約を解除することが発表され、新設されるU-21リーグで浦和の監督を務めることが内定し、百年構想リーグではトップチームのアシスタントコーチを務めていた田中暫定監督の就任を発表している。

 堀之内SDは監督交代について「サッカー的な面で言えば、今シーズンからの新たなチャレンジとして守備ではハイプレス。それはデータを見ても一定の評価ができる一方で、それが勝利という結果に結びついているかは難しいところが多いと感じている」と話した。また、契約解除となったコーチとチーム残留となったコーチで判断が分かれたが、「田中監督がより力を発揮できる体制を第一に考え、サポートしてもらうことにした」と、池田伸康コーチや前迫雅人コーチについて話した。

 田中暫定監督について堀之内SDは「百年構想リーグのアシスタントコーチとしてかかわっていただいた。残り8試合にフォーカスして指揮を執っていただく」としたうえで、「2026-27シーズンに関しては、新たな監督招聘に向けしっかり準備していきたい」と、今後の流れについて明言した。

 そのうえで「今後における大きなポイントの1つに、日本サッカーや日本の選手、Jリーグを知っていること。海外のリーグで結果を残している監督でも、Jリーグに適応するのが難しいと分かってきた。それはJリーグのスタイルや日本人のスタイル、夏の暑さなど日本の独特な環境もある。海外で成果を残しているからではなく、日本サッカーや日本人、Jリーグにまで踏み込めるかが今後の要素になる」と話した。

 浦和は直近で指揮を執ったスコルジャ氏とペア・マティアス・ヘグモ氏の2人が、日本での指導経験がなかった。その前は外国人監督でもリカルド・ロドリゲス監督、オズワルド・オリヴェイラ監督、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と、すでにJリーグで他クラブを指揮した経験のある人材が続いていた。

 新シーズンでの監督招聘へ向け、堀之内SDは「大きな権限を(田口誠)社長からはいただいている。基本的にトップチームのことは選手獲得や監督人事も(私が)大枠を決め、最後に社長に相談するプロセスがある」としたうえで、「国内外を含め、今までの知見や新たなメンバーの知見、海外提携クラブの知見も全てを活用し、結果を残せるような人材を探していきたい」と話した。

 百年構想リーグの東地区6試合とプレーオフ2試合はもとより、シーズン移行に向けても今後の監督人事と体制構築の重要度は非常に高いものになっている。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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