味方選手に驚愕「あれは初めて見ました」 まさか客席に…付いて行かず「体力的にも」

川崎フロンターレの脇坂泰斗【写真:増田美咲】
川崎フロンターレの脇坂泰斗【写真:増田美咲】

川崎の脇坂泰斗「ああいった攻撃をどんどんできるようにしていけば」

 川崎フロンターレは4月25日のJ1百年構想リーグ第12節でジェフユナイテッド市原・千葉と対戦して、2-1で勝利した。試合後、キャプテンのMF脇坂泰斗は、「まずは連勝できて良かったかなと思いますが、その上で課題はあるのでそれを潰していきながらいければいいかなと思います」と、今季初の90分間での2連勝を受け止めた。

 開始早々の6分、脇坂の丁寧なパスからMF山本悠樹がシュートを決めて川崎が先制する。その後、千葉の反撃に遭い、元川崎のMFイサカ・ゼインのミドルシュートがバーを叩く場面もあったが、前半は失点をせずに折り返した。

 脇坂も「早い時間に先制点を取れたのは、フロンターレには良いことです。いろんなことが好循環になる要因の一つですし、立ち上がりの狙いでもありました。前節は前半の最後に追い付かれてしまったので、そういった反省点を含めて少し持たれているような感じはありましたが、あわてて食いつかずに、ミドルサードで構えてというのができたのと、もう少し押し返さないといけない。そういう課題はありました」と前半を総括した。

 後半に入ると、両チームともにオープンな戦いを繰り広げる。長い時間、失点を許さなかった川崎だったが、後半40分にセットプレーから同点ゴールを許してしまった。それでも川崎は底力を見せる。後半44分に脇坂が入れた縦パスを受けたFWマルシーニョが、千葉の守備のズレを逃さずに右足で決勝ゴールを決めた。

 マルシーニョの決勝ゴールの場面について、脇坂は「右で作っているときに、最初は相手の左サイドの背後で受けようと思ったのですが、ボールが(山本)悠樹に入ったので、自分のマークが外れそうなタイミングで、ゴールに向かうポジションに変えたら良いパスが来ました。あとはエリソンが縦に引っ張ってくれたところにマルちゃんがいたし、その後ろも(林)駿佑が走っていたので、決めてくれて良かったかなと思います、ああいった攻撃をどんどんできるようにしていけば、再現性も高まっていく」と、振り返った。

 プレーは思い通りにいった脇坂だったが、ゴールを決めたマルシーニョの動きは予測不能だった。マルシーニョはメインスタンドの家族のもとへと階段を駆け上がっていったのだ。「僕は毎回、得点者のところに喜びに行っているのですが、あれはついて行けなかったです」と脇坂は苦笑して、「あれは初めて見ました。イエローももらっちゃいますし、体力的にも……。なのでピッチで待っています」と、試合終盤にスタンドを駆け上がるゴールセレブレーションには今後も加わらない意向を示した。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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