6万人超vs50人でも「負けない声援」 選手に物の投げ込みも…町田を海外称賛「勇敢」

ACLE決勝にかけつけた町田サポーター【写真:(C) AFC】
ACLE決勝にかけつけた町田サポーター【写真:(C) AFC】

UAE紙「ザ・ナショナル」が町田の戦いぶりを「勇敢」と称えた

 アジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は現地時間4月25日に決勝が行われ、FC町田ゼルビアはアル・アハリ(サウジアラビア)に延長戦の末0-1で敗れた。UAE紙「ザ・ナショナル」では、町田の戦いぶりを「勇敢」と称えた。

 相手国サウジアラビアで開催された上に、開催都市ジェッダの地元チームでもあるアル・アハリが出場したことにより完全アウェー状態になった。同紙によると「歴史的な瞬間を目撃できるチャンスということで、チケットへの需要は爆発的に高まった。金曜日のある時点では、オンラインでのチケット購入待ちの列は100万人を超えた」とされた。

 さらに「外側のゲートの一つが人でごった返し、数百人のチケットを持たないファンが内側のフェンスを乗り越えてスタジアム内に侵入した。通路は人で埋め尽くされ、公式発表された5万8984人という観客数より間違いなく多くの人数がスタジアム内にいた」と状況をレポート。海を渡った町田サポーターについては「焼け石に水ではあったが、町田のファンはホームサポーターの騒音に負けないように声援を送ろうとした。6万人以上に対して約50人だったが、少なくとも数本のドラムのおかげで注目を集めることができた」としている。

 ゲームは互角の戦いぶりを見せながら、後半23分に小競り合いから相手DFザカリア・ハウサウィが退場処分になり町田が数的優位に立った。「ハウサウィの過失は明らかだったが、この出来事は観客席の感情をさらに高める結果になった」という状況に、観客席からコーナーキックやスローインを行おうとする町田の選手達への物の投げ込みがあった。それでも同紙では「複雑なセットプレーを仕掛けようとして互いにぶつかり合った結果」としている。

 そうした戦いのなかでも町田は延長戦で力尽きた。それでも準々決勝からの3試合について「この大会の450分間のノックアウト方式の試合で、町田は無失点だった」と守備を称え、「波乱に満ちた夜、昨年に続いて日本勢(川崎フロンターレ)と決勝を戦ったアル・アハリは、やっとのことで勇敢な町田ゼルビアを退けるために延長戦を要した」とされた。

 昨年は川崎、今年は町田と日本勢が初優勝を目指した決勝に立ちはだかったアル・アハリは、同じジェッダを本拠地とするアル・イテハドが2004年と05年に達成して以来の大会連覇を達成している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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