泥沼チェルシーは「ChatGPTのよう」 英紙が痛烈指摘…再建には「オーナー陣が去るか…」

チェルシーのリアム・ロシアニー監督【写真:ロイター/アフロ】
チェルシーのリアム・ロシアニー監督【写真:ロイター/アフロ】

チェルシーはリアム・ロシアニー監督の早期解任を決断した

 イングランド1部チェルシーが現地時間4月22日にリアム・ロシアニー監督を解任した。前節ブライトン戦(0-3)での敗戦で5連敗となり、在任期間わずか107日での決断となった。低迷するチームを英紙「ガーディアン」が「バランスも、知性も、人間味もないChatGPTのようなチーム」と厳しく批判している。

 チェルシーは昨年7月にクラブ・ワールドカップで3大会ぶり2度目の優勝を成し遂げ、そのまま新シーズンへと突入した。

 序盤こそ順調に白星を重ねていったものの、徐々に失速していく。今年1月にはエンツォ・マレスカ前監督が電撃退任した。その後、チャンピオンズリーグではベスト16敗退が決まり、プレミアリーグでは第30節ニューカッスル戦から直近の第34節ブライトン戦まで5試合連続無得点の5連敗で7位まで転落するなど不振を極めた。この結果を受け、クラブはマレスカ前監督の後任としてやってきたロシアニー監督の早期解任を決断した。

 英紙「ガーディアン」は「新参者のコーチ(ロシアニー)が適任でないのは明らかだったが、ここから得られる教訓は、億万長者のオーナーが必ずしも正しいとは限らないということだ」とチェルシーの経営陣に対して厳しい視線を送った。

 チェルシーはかつてロシアの石油王、ロマン・アブラモビッチ氏の下で一時代を築いたが、2022年5月にトッド・ベーリーらを中心とするコンソーシアム「ブルーコ(BlueCo)」に買収された。しかし、新オーナー体制では補強も迷走気味で、クラブW杯やUEFAカンファレンスリーグのタイトルこそ手にしたが、プレミアリーグでは苦戦が続いている。

 同紙は「この悲惨な結果を招くきっかけとなったのは、ボーリにスポーツディレクターとして選手を獲得する権限を与えたことだった」と泥沼に陥っている現状を招いたチェルシーの運営体制を厳しく批判し、「ボーリーたちが作り上げたのは、バランスも知性も人間味もないChatGPTのようなチームだ」と表現した。

 そして「短期的にチェルシーを立て直す方法はオーナー陣がチームを去るか、自らの無知を認めてフットボールに関する知識を組織の中に再び取り入れるほかにないだろう」とした。

 プレミアリーグ5度の優勝を誇る“ブルーズ”はこの苦境から立ち直ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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