”飛び級”でW杯出場「それしか記憶にない」 昨年の経験を伝達へ「優勝しなきゃいけないメンバー」

浦和MF和田武士はU-17アジアカップに臨むメンバーに選出された
浦和レッズのMF和田武士は4月21日のトレーニング後に取材対応を行った。U-17アジアカップに臨む日本代表に選出されたプロ契約済みの16歳は「やるべきことを怠らずにやっていれば、自分たちにいい結果がついてくると思う」と落ち着いて話した。
和田は昨年、高校1年生ながら浦和レッズユース所属でトップチームに二種登録された。「飛び級」でU-17ワールドカップ(W杯)に選出されて活躍を見せ、今季に向けプロ契約を締結した。すでに今年のU-17W杯を目指す世代として「広島国際ユースサッカー」にも出場していたが、アジア予選を兼ねたU-17アジアカップへの選出が発表された。
以前にも「自分の代の代表に行くからには、引っ張っていく存在でなければ」と話していた世代屈指の実力者は、「日本のメンバーを見た限り、優勝しなきゃいけないメンバーが集まってるなと思いました」と話す。そのうえで「いろんなチームのトップでやっている選手がいるんで、そういった選手と協力しながらいい方向に持っていけたらなって思います」と、チームでの活動を見据えた。
このアジアカップはサウジアラビア開催になるが、中東での戦いはカタール開催だった昨年のU-17W杯で経験した。「とにかく口が乾きすぎるってのがもう印象的で、正直それしか記憶にないぐらい」と話す。水分補給のタイミングや重要性をチームに伝えていくのも、こうした経験を持つ選手の役割になるだろう。
そして、各世代で本大会とは違う難しさに直面するアジアの戦いについて「本当に簡単にはいかないと思います」として、「自分たちがボールを持つ時間は絶対増えると思うので、その中でどれだけ簡単なミスを減らせるかだったり、例えばリスク管理だったり。そういうやるべきことを怠らずにやっていれば自分たちにいい結果がついてくると思うので、そういうところも先頭に立ってやっていけたら」と見据えている。
プロ契約は締結しているものの、まだトップチームでの出場はない。代表活動でしばらくチームを離れることになるが「トップチームの選手たちが今苦しい状況で戦ってる中で、自分も場所は違うけどしっかり戦ってるってところを見てもらえたら」と、世代を代表した舞台での好プレーを誓っていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















