6連敗で「色々な声があることは十分承知」 優勝は非現実的も…浦和SD「間違いなく将来につながる」

浦和は21日に公開トレーニングを実施
浦和レッズは4月21日に公開トレーニングを実施。離脱中の主力もトレーニングに復帰しはじめている中で、今週末の横浜F・マリノス戦に向けて実戦復帰できる選手が出てくるかが注目される。
浦和は現在、J1百年構想リーグの第11節を終えて勝ち点12で東地区の7位と苦しんでいる。特に直近は2つのPK負けを含む6連敗という苦しい状況で、前節は首位の鹿島アントラーズに0-1だった。そして、次節の横浜FM戦ではMFマテウス・サヴィオが累積警告により出場停止となる。単純にサヴィオに代わる左サイドハーフを起用するか、MF渡邊凌磨をサイドに回してFW肥田野蓮治とFWオナイウ阿道の2トップにするパターンも考えられるだろう。
そうした中で19日には明治大学とトレーニングマッチが行われ、ハムストリングスの肉離れで約2か月離脱しているFW松尾佑介が実戦復帰した。その感触について「悪くなかった」と話し、「かなり順調だと思います。予定よりちょっと早いぐらいなので、良かったと思います。別に自分が入ってチーム状況が劇的に変わるとは思ってませんけど、一緒にチームとして苦しんで、走って戦いたい」と話す。状況次第では、ゴールデンウイークの連休中にスーパーサブとして控える可能性があるかもしれない。
一方で1月の沖縄キャンプ中の離脱から長引いているMFサミュエル・グスタフソンは「100%で戻ることが一番のターゲットです。プロセスの途中ですね。今日もフルでトレーニングをしていたわけじゃないので、まずは全体練習をフルでプレーできる所に戻ってから」と慎重な姿勢をコメント「(試合の)外にいるのは嫌な気持ちなので、まずはチームの中に入って結果を求めてファイトを一緒にしたいです。そして毎日、毎日ベストを尽くして、一日でも早くチームに戻りたいっていう気持ちが正直な現状ですね」と話した。こちらは少し時間を要しそうだ。
練習後に囲み取材に応じた堀之内聖スポーツダイレクターは、「PK戦の負けをどう見るかもあると思いますが、今季のレギュレーション上、勝利ではない。そこはしっかり受け止めたい」と話した。また、百年構想リーグにJ2への降格はないものの6連敗という現状を受け、監督交代を考慮したかとの問いには「当然、こういう結果だと色々な声があることは十分承知しています」として、「流されずに自分たちができること、コントロールできて集中できること、取り組めることにフォーカスしてやっていきたい」と話している。
首位の鹿島との勝ち点差が17に開いて優勝が非現実的になった中での今後について、「若手だから、ということはない。練習でアピールした選手が評価を受け、年齢が上だろうが下だろうが起用されるべき」とし、「アグレッシブに攻守で戦うことは間違いなく将来につながっていく。それをやめてしまったら、それこそ積み上げがなくなってしまう。続けているいいものは、しっかり継続して進化させていきたい」と、目の前の試合で内容と結果を変わらず追い求めることが2026-27シーズンにつながるとの考えを示していた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















