森保監督が恩師の訃報に涙「お会いしたかった」 前日に死去…感謝の言葉並べ「広島の父だと」

日本代表を率いる森保一監督【写真:徳原隆元】
日本代表を率いる森保一監督【写真:徳原隆元】

元広島監督の今西和男さんについて言及

 日本代表・森保一監督は4月17日、前日の16日に85歳で肺炎のため死去した恩師の今西和男さんを悼んだ。都内の衆議院第二議員会館で行われた「サッカー外交推進議員連盟」および「障がい者サッカーを応援する国会議員連盟」合同総会に出席。その後に取材に応じ、「本当にいろんなことを教えていただいた」と涙ながらに話した。

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 今西さんはマツダSC(現・広島)でスカウトやフロントとして手腕を発揮し、日本スポーツ界におけるゼネラルマネージャー(GM)の先駆けとなった。1994年には広島をJリーグ1stステージ優勝に導いた。また、指導者の招聘や育成にも長け、日本代表初の外国人監督となったハンス・オフト氏や、初のW杯出場を導いた岡田武史氏の監督就任にも大きく関与した。

 選手育成では、高校時代は全国的に無名だった森保一監督の才能を見出した。長崎日大高の下田規貴(きよし)監督から「一度見てもらいたい」と頼まれ、オフト監督と共に2度練習を視察し、獲得を決めた。マツダに入団後も、サッカーノートを書くことを習慣づけさせて成長を促し、日本代表にまで育て上げた。

 森保監督は取材に応じ、「今、葬儀をやってるいので、この場にいられることも本当にありがたいことですけど、葬儀の場に行きたいという気持ちであります」と、本音を吐露した。

「18歳で高校卒業して広島に行って、本当に全てが半人前の私でしたけど、サッカー選手としても人としても、本当にいろんなことを教えていただいた。その学びがあって、今指導者として、そしてこうやってサッカー界で生きていけることにつながっていますので、今西さんは広島の父だという気持ちでいつも私も思っていましたし、今西さんも接してくださった。体調を崩されているということで、死ぬ前にお会いしたかったですし、すごく駆けつけたい気持ちでいっぱいです。葬儀には出席できませんでしたけど、明日また広島でお会いできると思いますので、ご挨拶をしたいと思います」

 恩師への思いを涙ながらに語った森保監督。昨年会った時には「お前らしく頑張れ」と伝えられたといい、「私が今こうやって監督として実践させていただいていることは、今西さんが私に教えてくださったことをベースに監督として実践させていただいているので、今西さんのことを思いながら、このワールドカップに向けても自分らしく、そして学ばせていただいたことをベースに頑張りたいと思います」と、2か月後のW杯に向けて、恩師の思いを胸に意気込んだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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