日本代表MFは残留が既定路線か 出番減少も…”契約最終年”に現地注目「バックアップとして残る」

リバプールの日本代表MF遠藤航【写真:徳原隆元】
リバプールの日本代表MF遠藤航【写真:徳原隆元】

リバプールMF遠藤航は残留の可能性

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、苦境に立たされているチームにおいて来季も残留する見込みだ。英スポーツメディア「The Athletic」は、リバプールは今夏の移籍市場に向けた戦力分析を実施。負傷者が続出するボランチのポジションにおいて「遠藤は、より多くの出場時間を求めて移籍を強行しない限り、契約最終年もバックアップとして残る可能性が高い」と伝えている。

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 今季のリバプールは、公式戦17敗を喫するなど極めて厳しいシーズンを過ごしている。コナー・ブラッドリーやジョバンニ・レオーニ、そして遠藤といった主力級が相次いでシーズン絶望の負傷に見舞われた。さらに、クラブ史上最高額で加入したFWアレクサンダー・イサクも長期離脱を経験。同メディアは「確立されたスター選手たちが衰退し、多額の移籍金で加入した新戦力も期待に応えられず、選手層の薄さが露呈している」と指摘している。

 今夏のリバプールは、象徴的な存在だったFWモハメド・サラーやDFアンドリュー・ロバートソンの退団が決定している。経験豊富なリーダーたちの離脱により、チームは再建を余儀なくされる状況だ。これに加え、今季17ゴールを挙げたエースのFWウーゴ・エキティケがアキレス腱断裂の重傷を負い、2027年まで復帰できない可能性が浮上。「トップスコアラーの長期欠場によって生じた穴を埋めるという、新たな悩みの種が増えた」と言及している。

 資金面でも不透明な要素が多い。アルネ・スロット監督は「通常、買うためには売らなければならないモデル。昨シーズンも大きな挑戦だったが、夏も再び挑戦になる」と語っている。昨夏には4億5000万ポンド(約860億円)という記録的な投資を行ったが、今夏は売却可能な資産が限られている。同メディアは「以前のような巨額の投資は一回限りのものとみなされており、今夏の補強資金を増やすための売却資産は少ない」と現状を分析した。

 中盤の構成については、昨季のタイトル獲得に貢献したアレクシス・マック・アリスターやカーティス・ジョーンズのフォーム低下が懸念されている。特にマック・アリスターは契約延長の交渉が行われておらず、スペインの強豪レアル・マドリードからの関心も報じられている。こうした不透明な状況下で、経験豊富な遠藤の存在は貴重だ。「中盤にはフィジカルとクオリティーの注入が必要だ」としながらも、33歳の日本人MFについては残留の公算が高いと触れている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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