28歳日本人が「昔の香川選手みたい」 代表OB感嘆…鮮やかな一撃は「普通の選手なら打てない」

【専門家の目|太田宏介】シント=トロイデンMF伊藤涼太郎のゴールに脚光
ベルギー1部シント=トロイデンは、4月11日に行われたプレーオフ第2節でクラブ・ブルッヘに1-2で敗れた。日本人6選手が先発出場した一戦で、日本代表FW後藤啓介のアシストからMF伊藤涼太郎が決めたゴールについて元日本代表DF太田宏介氏が注目している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
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流れるようなパスワークからの一撃が話題に。シント=トロイデンは前半22分、左サイドバックのDF畑大雅がボールをもってMFイリアス・セヴァウイに縦パスを入れる。DFにブロックされながらも前進した畑はリターンパスを受けると、ワンタッチでセヴァウイにボールを戻す。セヴァウイは中央にボールを入れ、エリア内の後藤がボールに触りに行くが届かない。それでも、その先にいた山本が後藤にパスを出すと、右足でフリックして自身の背後にボールを流す。走り込んでいた伊藤がボールを受けてエリア内に入りこみ、GKの鼻先で冷静にシュートを打ってゴールネットを揺らした。
「ただビルドアップで前線に持っていくだけではなく、まず畑選手が一回高い位置に行き、縦の幅を使っている。そのあと横パスに山本選手が入ってきて、その時点ですでに伊藤選手は走っていますよね。こういう得点の嗅覚、センスは天性のものがあるなと。そのあとの細かいタッチでの抜け出しも凄かったですけど、左足でただ流すだけではなく、ちょっとタイミングをずらしている。ああいういやらしさとかアイディア、普通の選手なら、あの感覚で打てない」と太田氏も解説しつつ、伊藤のプレーを絶賛していた。
現在28歳の伊藤はアルビレックス新潟から2023年夏にシント=トロイデンへ加入。1年目は27試合4ゴール、昨季は28試合2ゴールをマークしていた。そして今季は優勝争いを繰り広げるチームを攻撃で牽引し、8ゴール3アシストとキャリアハイの数字を残している。
太田氏は再度ゴールシーンに注目し、「昔の香川真司選手みたいで、似てますよね。2、3列目からスッと出てきて、ちょっと遊び心というか余裕を見せて、さらっと決めちゃう。昔の香川選手のようなゴールだなと、見ていて感じました」と、名手である香川真司がドルトムント時代に見せているようなプレーだと口にした。
今冬移籍の噂がいくつかあった伊藤。契約も今季で切れドイツのクラブが関心を寄せていると現地では報道されているが、優勝を置き土産に今夏ステップアップとなるのか注目だ。




















