移籍1年目で壊れたもの「これじゃ足りない」 東京で変化…長友佑都を見て「年齢は関係ない」

橋本健人が前半戦を自己採点した
FC東京は4月10日、小平練習場で冒頭15分間の公開トレーニングを実施した。明治安田J1百年構想リーグも前半戦を終え、DF橋本健人は「自分の色を出しながら勝てている」と手応えを口にした。
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今季、アルビレックス新潟から完全移籍で加入した橋本は、ここまで9試合に出場し、4試合で先発。2アシストを記録し、東京の左サイドで存在感を示す。ここまでのプレーには「60点」と自己採点した。
「やりたいこともできているし、周りに助けられながら、自分の色を出して勝てているのは評価できるかなと。2位がベストとは言わないですけど、2位につけているのはいいことだと思う。選手としてもう一段階突き抜けたいですけど、悪くはないし、ちょっといいぐらいですかね。50〜60点くらいでいいかなと思っています」
橋本にとって、開幕節の鹿島アントラーズ戦での勝利が約8か月ぶりになった。昨季の新潟で味わった苦しい経験を経て、「逃げずに頑張ってよかった」とこれまで向き合ってきたことに手応えを得ている。
「昨年は本当に、勝つことの難しさや大変さ、勝利の尊さを強く感じました。でも、あの時の頑張りが今につながっていると思うので、逃げずにやってきてよかったなと。やっぱり勝つチームには理由があるなっていうのは、すごく感じています」
さらに、DF長友佑都らベテランと過ごす中で、自身の基準にも変化が生まれた。「自分の中の基準が一つ壊れました」と語るように、高いレベルの環境が意識を引き上げた。
「普段からクオリティの高い選手たちと練習しているおかげで、自分の中の基準が一つ壊れました。ベテランの姿を見て、年齢は関係ないと感じましたし、自分の生活も含めて、試合に向かうための基準は上がりました。『これでいい』と思っていたものが、『これじゃ足りない』と思わされる。その意識や基準は確実に上がっています」
そして最後に、「2アシストでは少ない」と数字へのこだわりを示し、優勝を目指す後半戦へ視線を向けた。個人の結果とチームの勝利、その両立を見据える。
「勝ち続けないと差は縮まらないと思うので、まずは90分で勝つことにこだわりたい。1点でも多く取って90分で終わらせることができれば、見える景色は変わってくると思う。個人的にもアシスト2では少ないので、6や7と数字を伸ばして、得点を生み出してチームに貢献したいです」
FC東京は、FC町田ゼルビアの日程もあり現在10試合を終えて2位につけている。開幕前からチームとして公言していた優勝という目標に向かって、「すこやか健人」が左サイドから東京の攻撃を引っ張っていく。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)




















