ブンデス移籍も…出場ゼロ「早期退団は避けられない」 日本人冷遇に現地メディア指摘

フランクフルトの小杉啓太【写真:アフロ】
フランクフルトの小杉啓太【写真:アフロ】

フランクフルト小杉啓太は冬の移籍市場で加入するもいまだに出場機会がない

 ドイツ1部ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属するDF小杉啓太は、冬の移籍市場で加入するもいまだに出場機会がない。英メディア「90min」のドイツ版では、冷遇される現状とこの先の展望についてレポートされている。

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 湘南ベルマーレの下部組織から2024年3月にスウェーデン1部ユールゴーデンへ渡った小杉は、リーグ戦のみならず昨季のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)でも活躍。ユールゴーデンでは公式戦通算62試合、5ゴール7アシストの活躍を見せた。それを買われ、冬の移籍市場で5大リーグ入りを叶えた。

 しかしながら、フランクフルト加入後の小杉には出場機会が全くない。同ポジションのDFナサニエル・ブラウンが大きな存在感を示す中なかで、小杉自身もブラウンとの差を認める発言をしていたともされる。一方で、フランクフルトの経営陣はアルベルト・リエラ監督による極端な冷遇ぶりに驚きと多少の不快感があるようだ。

 レポートでは小杉の移籍金について「最大650万ユーロ(約12億円)だが関係者は、基本移籍金は400万ユーロ(約7億4000万円)だと述べている」とした。そのうえで「冬の移籍はまさに理にかなったものだった。理由は2つある。まず、小杉はまだあまり知られておらず、そのため比較的安価で獲得できた。彼の市場価値は600万ユーロ(約11億円)と見積もられているが、それでも十分妥当な金額だ。次に、この冬の移籍は、ナサニエル・ブラウンが夏に退団する可能性を見越した先手を打った動きだったと考えられる」と、小杉獲得の意図を分析した。

 一方で現状は「小杉の練習への取り組み姿勢と献身的な姿勢は、フランクフルトの経営陣に好印象を与えているようだ。しかし、アルベルト・リエラ監督にはそう受け取られていない。リエラ監督の下で小杉はここ5試合、メンバーにすら選ばれていない」というもの。これは、小杉の獲得に動いたクラブのスポーツ・ダイレクターへの「不満が高まっているとみられる」という状況につながっているという。

 クラブの現状について、小杉の状況が「リエラ監督とフランクフルトの関係における唯一の摩擦点ではない」としたものの、「小杉の契約は2031年の夏までだ。しかし、夏以降もリエラ監督の下での状況が変わらないのであれば、たとえブラウンが移籍したとして早期退団は避けられないだろう」との見通しを報じた。

 スウェーデンで一気に名を上げた小杉がフランクフルトでの状況を変えられるのか。監督人事やレギュラーの移籍話も影響を与えそうな情勢だが、今後が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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