5戦4発の日本人「大久保嘉人さんに近い」 代表OBも絶賛した”嗅覚”「なんかそこにいる」

ラス・パルマスの宮代大聖【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】
ラス・パルマスの宮代大聖【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

【専門家の目|太田宏介】宮代大聖が好調を維持

 スペイン2部ラス・パルマスは現地時間4月2日、リーグ第33節でグラナダと対戦し、2-0で勝利した。この試合でFW宮代大聖が先制ゴールを決めて勝利に貢献したなか、元日本代表DF太田宏介氏が直近でゴールを量産しているFWについて言及している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 25歳の宮代は川崎フロンターレの下部組織出身で、複数のJクラブを経て2024年にヴィッセル神戸へ加入。神戸では攻撃の核としてJ1や天皇杯のタイトル獲得に貢献し、2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞した。2025年には日本代表デビューも飾るなど着実にステップアップを遂げ、今冬にスペインへと渡った。

 移籍後から好プレーを見せ信頼を得ると、直近ではスタメンに定着。そしてグラナダ戦でもスタメン出場した宮代は0-0で迎えた後半4分、左サイドのコーナーキックからファーサイドで待ち構え、ニアサイドで味方がそらしたボールを押し込み、先制ゴールを奪取。これで直近のリーグ戦5試合で4ゴール1アシストと好調を維持している。

「何気ないけどこういう得点が取れる、そういう嗅覚は神戸の時もありましたよね。嗅覚が凄いですし、なんかそこにいるみたいな。『泥臭い選手がなんかそこにいるんだよね』とは違って、自分でもゴール前で変化をつけられて、個でも剥がせる。フィニッシュワークの多さや、得点の嗅覚は大久保嘉人さんに近いのかな?エリア内での小刻みな剥がし方とか運び方、小さい振りで、すごい強烈なシュートを打つ技術、こぼれ球でもなんかいるんだよねみたいな。だからすごくらしさが出て、かつ即フィットしているのは凄い。スペインは特に難しいリーグだと思いますし、ラス・パルマスの昇格に向けて、チームにとってはものすごい良い補強をしたんじゃないですかね」

 移籍後すぐにフィットしている点については「チームにも合ってるんじゃないですかね。あとはルイス・ガルシアのサッカーにすごくフィットしてると思います。あれだけJリーグでセンセーショナルな活躍をして、その中で選んだ先がスペイン2部っていうのは、しっかり自己分析して、チーム選びもしていると思う。自分の良さがラス・パルマスでものすごく活かせている現状を見ると、そういうところもセンスというか、選択が間違いではなかったと証明している」と解説した。

 また、宮代は昨年7月に行われたE-1選手権で代表初招集を果たしたが、「印象的な活躍は森保監督の耳にも情報は入っているんじゃないかなと思いまね。まだ25歳ですし、3月シリーズでいきなりアピールした塩貝選手みたいなジョーカーというか、こういうタイプの選手が出てきてるのは日本にとってすごくいいことですよね」と、将来的にも代表には入るのではないと期待していた。

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