森保監督、W杯メンバーは「だいたい決まっている」 冨安選出も示唆「計算が立つのであれば」

日本代表を率いる森保一監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
日本代表を率いる森保一監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

森保監督が帰国後、取材対応に応じた

 サッカー日本代表を率いる森保一監督が4月7日、欧州遠征から帰国し、記者陣の取材に応じた。森保監督は「難しい相手にアウェイの地で勝って、自信と、これからの我々の成長へのエネルギーにつながってくれると思います」と、2連勝で終えた欧州遠征を総括。さらに、6月に開幕する北中米ワールドカップのメンバー選考については「だいたい決まっている」と語った。

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 日本代表は3月28日にスコットランド代表に1-0で勝利し、31日にはイングランド代表にも1-0で勝利。イングランドとは4度目の対戦で、歴史的な初勝利を挙げた。森保監督はイングランド戦後も現地に残り、4日のアヤックス対トゥウェンテ、5日のフランクフルト対ケルンを視察。代表活動を終えたばかりの選手たちのプレーを見届けた後、帰国した。

 帰国後の取材で森保監督は、改めて英国遠征を振り返り「結果が出たことは良かったですし、親善試合とはいえアウェーで勝てたことは大きな収穫でした」と手応えを口にし、W杯へ向けた意識を強調した。

「ただ、親善試合であることに変わりはないので、勝利に浮かれたり慢心したりせず、成長し続けながらW杯に向かっていかなければならない。結果が出た分、相手のマークも厳しくなると思うので、より厳しい戦いになる覚悟が必要だと思います」

 そのうえで、W杯に挑むメンバー構成については、「メンバー選考はすごく難しく、厳しいものになる」としたうえで、「だいたいのところは決まっているかなと思います」と言及。しかし、MF南野拓実(ASモナコ)やMF遠藤航(リバプール)の負傷に加え、遠征中にはMF佐藤龍之介(FC東京)もコンディション不良で出遅れるなど、不安要素もあることから「そういうことは起きてほしくない」と本音を明かした。

「これまで活動を元に選考していくので、だいたいのところは決まってるかなと思いますが、3月の活動でも怪我やコンディション不良が出てきたので、そういうことは起きてほしくない。選手たちには万全の状態を保ってほしいと思っています。ただ、最終的な決定は時間ギリギリまで、さまざまな状況を踏まえて判断していくことになると思います。

 毎回、現時点でのベストを選んで戦うということはこれまでも言ってきましたし、その延長線上にあると思っています。可能な限り選手と向き合いながら最善を尽くし、コンディションの良い選手を選ぶ。その選手たちが日本のために魂を持って戦い、結果につなげてくれることを期待しています」

 また、英国遠征で招集外だった南野や遠藤の状態については「まだプレーを見ていないので分からない」と説明。一方で、アヤックスのDF板倉滉とDF冨安健洋については「直接話をしましたし、クラブ関係者とも今後の起用やリハビリの進め方について意見交換ができたのでいい時間になりました。二人ともコンディションは上がってきていると感じました」と現況について話した。

 さらに3月シリーズで1年9か月ぶりに招集も、辞退となった冨安について「最終的にどういう判断を下すかはメディカルと相談」としつつ、「やはりプレーしているところは見たいなと思っています」と言及。「そうでなくても招集したいなという気持ちでいるのは、皆さんもご覧になったと思います。アヤックスで違いを見せるプレーもしているので。彼は良い状態でプレーできるのであれば、100%じゃなくても大会期間中に100%へ持っていけるという計算が立つのであれば、もちろん考えていきたいと思います」と、本大会メンバー入りを示唆している。それでも最後には「そこはメディカルもしっかり見てもらって最終的に決めたいなと思います」と再度強調した。

 南野については、「(試合に)出られるという期待は持っていいと思いますが、落ち着いてリハビリに取り組めるよう、あえて多くのコミュニケーションは取っていません。『早く戻ってきてほしい』という思いはありますが、プレッシャーをかけすぎると逆効果になる可能性もある。まずは安心して回復に専念できる環境を整えることが大切だと思います」と語り、復帰を急がせず、選手に寄り添う姿勢を強調した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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