3年前のリベンジ成功「歯が立たなかった」 因縁の相手を撃破「本当に待ちに待っていた」

千葉は東京Vに3-2で勝利
18年ぶりにJ1の舞台に立っているジェフユナイテッド市原・千葉にとって、シーズン前半戦の最後に控えていた4月4日の第9節・東京ヴェルディ戦は、特別な思いがある一戦だった。2023年のJ1昇格プレーオフ準決勝で両チームは対戦したが、この時に千葉は1-2で敗れ、J1昇格を阻まれていた相手だったからだ。
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前半戦、素晴らしい戦いを見せて2ゴールを挙げ、2-0でハーフタイムを迎えた千葉だったが、後半の立ち上がりにミスから失点をすると一時は同点に持ち込まれる。それでも劣勢だった後半35分に右サイドからDF高橋壱晟が上げたクロスをファーポスト前に詰めていった左サイドバックで途中出場したMF日高大がゴールに沈めて3-2で勝ちきった。
アシストした高橋、ゴール前に詰めた日高がともに「目が合った」と振り返った決勝点について、高橋は「今年、サイドバックも(ゴール前に)入って行く形を増やせればというチャレンジをしているなかで、それがうまく実現できたんじゃないかなと思います」と、手応えを口にした。
2023年に昇格プレーオフ準決勝を制した東京Vは、それからJ1に残り続けている。この時を知る高橋は「(絶対に倒したい気持ちが)ありましたね」と認め、「日高選手が試合後の(ゴール裏への)コールで『ヴェルディに勝ったぞ!』と言っていましたが、それくらいヴェルディが強くて歯が立たなかったという記憶が、当時(試合に)出ていた選手にはすごくあったので。そのヴェルディに対して、僕らがJ1に来て、成長して、勝てるという姿を見せられたことは、すごく良かったんじゃないかなと思っています」と、今シーズン2勝目の持つ重みを語った。
2ゴールを挙げたFW呉屋大翔も「チームとして結果が欲しいタイミングだったし、相手もヴェルディでしたからね。プレーオフで悔しい思いをしたことはみんなで共有していたので。いつも試合には勝ちたいですが、特段、勝ちたい相手でした」と言い、「(2ゴール挙げて)3年前のリベンジも果たせましたが、また2週間後に(東京V戦が)あるので、また勝ちたいです」と、18日の再戦での百年構想リーグでのシーズンダブルに鼻息を荒くした。
決勝点の日高も「ヴェルディと試合が決まってから、絶対にこの試合は勝ちたいと個人的にも思っていた。本当に待ちに待っていた(試合)というか、念願だった。絶対に勝たなきゃいけない相手だったので、めちゃくちゃ嬉しいですね」と勝利を噛みしめ、「あの時に(東京Vに)感じた強さは、自分たちが2点を取った前半を見ていても、結果通りの内容かなと思っていました」と、3シーズンを経てしっかり力を付けてJ1の舞台に戻れた実感を深めていた。
シーズン前半戦、最後の試合でようやく2勝目を挙げた千葉だが、自分たちの成長具合を確かめるには恰好の一戦となったようだ。















