ドイツ移籍から半年…日本人が「19億円に上昇」 契約条項判明と現地報道「移籍を可能にする」

田中聡を現地絶賛【写真:picture alliance/アフロ】
田中聡を現地絶賛【写真:picture alliance/アフロ】

デュッセルドルフ田中聡を現地絶賛「中盤から外すことはほぼ考えられない」

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するMF田中聡が、現地メディアで極めて高い評価を得ている。冬の移籍市場でサンフレッチェ広島から加入して以来、瞬く間にチームの主力へと定着。ドイツのサッカー専門サイト「Liga-Zwei.de」は「中盤から外すことはほぼ考えられない」と、23歳の日本人ボランチが不可欠な存在であると報じている。

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 田中は今冬の加入後、後半戦の全8試合で先発出場を続けており、指揮官からの信頼は絶大だ。同メディアは「冬に広島から加入して以来、瞬く間に定位置を確保し、主要なパフォーマンスを披露する選手へと進化した」と指摘している。23歳の若き才能は、デュッセルドルフの戦術における「不変の要素として計算されている」と絶賛された。

 一方で、その目覚ましい活躍により、早くも今夏に退団する可能性が浮上している。契約のなかに「今シーズン終了後から有効になる契約解除条項」が含まれていることが判明したためだ。記事では「原則として1000万ユーロ(約16億円)での移籍を可能にする」と伝えており、わずか半年でチームを離れる懸念が地元で広がっている。

 また、地元紙「ライン・ポスト」の情報を引用する形で、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムント、シュツットガルトなど国内の強豪クラブへ移籍する際には移籍金が変わると報道。「イングランドのクラブやその他のトップクラブに対しては、移籍金は1200万ユーロ(約19億円)に上昇する」と、具体的な条件についても触れている。

 もっとも、本人は着実なステップを望む可能性もある。同メディアは「わずか半年で再び移籍するのではなく、まずはデュッセルドルフで成長を続けたいと考えている可能性も十分にある」と推察している。残留が最低条件とした上で、「この日本代表経験者は、チームに貢献したいと考えている」と、田中の献身的な姿勢を評価している。

 チームは現地時間3月14日の次節アイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦を控えているが、守護神フロリアン・カステンマイヤーら「最大10人の欠場者に直面している」と苦境を伝えている。満身創痍のチームにおいて、リーグ戦連勝を目指すデュッセルドルフの命運は、中盤の要である田中のパフォーマンスに懸かっていると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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