ランパード絶賛の日本人「相手にいて嫌な選手」 2得点関与…代表OBも感嘆「感覚素晴らしい」

コベントリー・シティのMF坂元達裕【写真:REX/アフロ】
コベントリー・シティのMF坂元達裕【写真:REX/アフロ】

【専門家の目|太田宏介】コベントリーMF坂元達裕が2得点に関与

 イングランド・チャンピオンシップのコベントリー・シティは現地時間3月7日、敵地アシュトン・ゲートでブリストル・シティと対戦し、2-0で勝利を収めた。コベントリーのMF坂元達裕はヘディングで先制ゴールを決め、チームの5連勝に大きく貢献したなか、元日本代表DF太田宏介氏も絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 右サイドで先発した坂元は前半37分、左サイドからの味方のクロスに相手DFの視野外から入り、上からヘディングシュートを叩き込みチームに貴重な先制点をもたらした。その後チームに退場者が出たが、前半アディショナルタイム6分にも輝きを放つ。ルーズボールに競り勝ち奪いきると、素早い切り替えからFWハジ・ライトへパス。これが追加点の起点となった。

「あんまり頭のイメージはないですね。右サイドで高い位置とって仕掛けて、左足と見せかけて切り返して右足のクロスなど、駆け引きのうまさは、僕対戦相手としても何度かやったことあって、めちゃめちゃやりづらかったし、相手にしていて嫌な選手。そういうイメージが強いですけど、着々とステップアップをしながらプレーの幅を広げていると思いますし、クロスに対して逆のウイングが入ってく、対峙するDFからしたらすごく嫌。上背はないですけど、あそこに入る感覚は素晴らしいですね」

 コベントリーで3シーズン目を迎えた坂元は今季、同国レジェンドのフランク・ランパード監督の下で主力としてプレー。リーグ戦5ゴール5アシストを記録し、首位を走るチームを牽引している。

「プレミア昇格も現実味を帯びていて、ランパードの信頼も非常に厚い。屈強なディフェンダー相手に視野の外から入ってきて、ゴール取れるのは凄い。この試合退場者出していて、貴重な先制ゴールだったと思いますし、2点目も守備で貢献している。昇格するチームって、やっぱり選手が常に前向きだし、入るところに入ってくるし、そこにいいボールが供給される。守備のところも本当に規律があって、そこに日本人選手が常時絡めてるっていうのは、素晴らしいなと。このまま昇格してほしいですね」

 2位までがプレミア自動昇格圏であり、3位と勝ち点差9離して首位を走るコベントリー。来季29歳アタッカーをプレミアで見れるのか、残り10試合の熾烈な争いから目が離せない。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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