カズ、移籍後最長30分間プレー「大丈夫。問題ないよ」 相手監督は元同僚…温めた旧交

福島のカズ【写真:徳原隆元】
福島のカズ【写真:徳原隆元】

福島の三浦知良「4月か5月には45分できるようにしたい」

 福島ユナイテッドFCのFW三浦知良(カズ)が3月9日、栃木SCとの練習試合で今季最長の30分間プレーした。前日8日、J2・J3百年構想リーグのホーム開幕のAC長野パルセイロ戦で4試合ぶりの出場を果たしたカズは、宇都宮市内で行われた練習試合に先発出場。得点機こそなかったが、交代するまで元気に動き回った。

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「大丈夫。問題ないよ」。Jクラブ相手に移籍後最も長い30分間プレーしたカズは、笑顔で話した。控え組中心のメンバー構成ながら、この日もチームは細かいパスで中央を突破する持ち味の「攻撃サッカー」を展開。カズは相手の激しいチェックに倒される場面もあったが、最前線でパスを引き出し、素早く味方にパスを回すなどチームの一員としてプレーに徹した。

 2月7日のリーグ開幕のヴァンフォーレ甲府戦に先発して20分プレーした後、体調を崩して練習を休んだこともあってコンディションは戻り切ってはいない。それでも、少しずつ実戦でのプレー時間を伸ばし「4月か5月には45分できるようにしたい」と話した。

 試合前には東京ヴェルディ時代のチームメートでもある栃木の米山篤志監督と談笑し、元日本代表FW矢野貴章とも旧交を温めた。米山監督は「59歳でも現役バリバリの選手という感じ。うちの矢野もそうですけど、経験豊富な選手はチームに様々なものをもたらす。きょうは会えてよかった」と、カズとの再会に刺激を受けた様子で話した。

 この日、スタンドに陣取った熱心な栃木サポーターからも大きな拍手で迎えられた。「少しでも長くプレーできるように努力をしていきたい」という言葉通り、今季最長のプレー時間で自信を深めたカズは、福島だけでなく、他のチームに向けてもポジティブなオーラを発信し続ける。

(荻島弘一/ Hirokazu Ogishima)



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荻島弘一

おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。

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