“ヌルい競争”なら「僕でも出られる」 昇格なしでも…札幌新監督が示した基準「僕は譲れない」
北海道コンサドーレ札幌は2月28日、J2・J3百年構想リーグでFC岐阜と対戦する。チームは前日27日に千葉・稲毛海浜公園でのキャンプから、ホーム開幕戦の舞台となる札幌へ移動。取材に応じた川井健太監督は、「足りない選手はまだ足りないですし、それをどうやって僕らも補っていくか」と課題を語った。

札幌の川井健太監督「そこを譲ると僕でも出られるので。選手登録さえすれば」
北海道コンサドーレ札幌は2月28日、J2・J3百年構想リーグでFC岐阜と対戦する。チームは前日27日に千葉・稲毛海浜公園でのキャンプから、ホーム開幕戦の舞台となる札幌へ移動。取材に応じた川井健太監督は、「足りない選手はまだ足りないですし、それをどうやって僕らも補っていくか」と課題を語った。
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ホーム開幕戦の実感について、「今の現時点では全く感じない」と明かした川井監督。それもそのはず、就任してからは沖縄、熊本、千葉とキャンプ地を転々としており、「ホームの会場に行って、ファン・サポーターの姿を見て、クラブスタッフの姿を見て、感じる部分はすごくあると思いますね」と話した。
そして、特に楽しみにするのがホームの大声援だ。「この3試合もサポートしていただいて、本当に感謝しかないです。彼らの立ち振る舞いも含めて、本当にリスペクトしかないです。あとはやはり、純粋にカッコいいなと思いますね」。敵として脅威に感じていたサポーターを味方にする心強さを感じている。
ホームながらも前日入りし、試合後には千葉へととんぼ返りする強行スケジュール。「他の対戦するチームよりも遠い距離の移動かもしれないですし(苦笑)。まあ、ただこういうのも逆にね、北海道の良さでもありますので、ここはひとつ今は我慢というところと捉えてますね」と言い訳にしたくないと言う。
体力的な負担は大きいが、それでもホームアドバンテージは大きい。川井監督も「移動に関してはそうですけど、でもやはり、ファン・サポーターが迎えてくれるというところでは、僕らのメンタリティーは確実に違いますので。そこは、やはり当日になればもう完全にホームですよね」と強い意気込みを語る。
ここまでの3試合は、開幕節でいわきFCに0-1、第2節でRB大宮アルディージャに2-3とJ2勢に連敗。第3節でJ3のAC長野パルセイロに1-1からのPK戦で勝利と、試行錯誤の段階。「足りない選手はまだ足りないですし、それをどうやって僕らも補っていくかというところで、1か月半はその期間でした」と明かす。
「すべてをカチッと決めるわけではなく、僕らもいろいろ考えながら試行錯誤しながら、ただ今年の北海道コンサドーレ札幌に合うやり方というのも見つけながらというところでは、なんとなく掴めてはきたので。そういうところを次に向けて、また活かしたいなと思っています」
そのなかで、ここまでフィールドプレーヤーは1人を除いてベンチ入り。意図的に多くの選手を起用する。「そういうハーフシーズンでもあると僕は捉えていますし、なるべくそういう機会を増やせればなと。ただ、そこに達しない部分に関しては、僕は譲れないので」と指揮官。高い基準を求めていくようだ。
J2・J3百年構想リーグは昇格がないため、目標設定の難しさはある。他のクラブも同じ課題を抱えるなか、いかに競争意識を持って戦うかは鍵になりそうだ。「そこを譲ると僕でも出られるので。選手登録さえすれば。それは違いますのでね」と力を込めた川井監督。どのようなチームを作っていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)













