日本代表が訴え「方法を見つけなければ」 環境改善を要求…人種差別は「注目されてこなかった」

国際プロサッカー選手会(FIFPro)は2月23日、昨年9月に同選手会のグローバル選手評議会メンバーに選出されたイングランド1部リバプール所属の日本代表MF遠藤航のインタビューを公開。選手が置かれている労働環境の改善や人種差別問題に言及した。

人種差別問題について言及した日本代表の遠藤航【写真:徳原隆元】
人種差別問題について言及した日本代表の遠藤航【写真:徳原隆元】

日本代表の遠藤航が人種差別問題などに言及

 国際プロサッカー選手会(FIFPro)は2月23日、昨年9月に同選手会のグローバル選手評議会メンバーに選出されたイングランド1部リバプール所属の日本代表MF遠藤航のインタビューを公開。選手が置かれている労働環境の改善や人種差別問題に言及した。

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 昨年遠藤がメンバーに選出された同選手会のグローバル選手評議会は、国際経験豊富な選手がキャリアに影響を与える問題について意見を述べる場を提供するために設立された。37名いるメンバーの中には、なでしこジャパンのキャプテンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ女子)やリバプールで同僚のアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターらが在籍している。

 遠藤は同選手会のグローバル選手評議会に参加する目的を「選手が置かれた状況を改善すること」とし、そのなかでも選手が試合のために強いられる移動について喫緊(きっきん)の問題として掲げた。「特にアジアや南米の選手にとって移動の負担はとても大きく、様々な問題に対処しながら代表活動を続ける方法を見つけなければなりません。こうした問題を解決できる選手会の存在は重要です」と同会の意義を語った。

 また同選手会アジア・オセアニアでは、サッカー界で増加傾向にあるアジア人に対する差別へ反対するキャンペーンを昨年に行うなど人種差別問題にも積極的に取り組んできた。遠藤は「これまでアジア人に対する差別はあまり注目されてこなかったと感じます」と人種差別問題について言及。「だからこそ、このような活動は差別をなくすために重要だと信じています。もちろん差別はアジア人だけに向けられるものではありません。世界中に存在しているからこそ、これらの活動に参加しています。一人でも多くの人が人種差別のことをより深く理解し、差別のない世界を築くことができればと思っています」と訴えかけた。人種差別問題の撲滅に向けて、積極的に取り組む姿勢を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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