仰天のオーバーヘッド弾「見たことなかった」 代表OB注目…191センチFWは「違った個性を持ってる」

セレッソ大阪は2月22日、明治安田J1百年構想リーグの第3節でサンフレッチェ広島と対戦した。1-2で試合には敗れたが、FW櫻川ソロモンが華麗なオーバーヘッドでゴールを決めたなか、元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

C大阪の櫻川ソロモン【写真:柳瀬心祐】
C大阪の櫻川ソロモン【写真:柳瀬心祐】

【専門家の目|太田宏介】C大阪櫻川ソロモンが豪快弾

 セレッソ大阪は2月22日、明治安田J1百年構想リーグの第3節でサンフレッチェ広島と対戦した。1-2で試合には敗れたが、FW櫻川ソロモンが華麗なオーバーヘッドでゴールを決めたなか、元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 櫻川は開幕からスタメンの座を奪うと、前節のアビスパ福岡戦で移籍後初ゴールをマーク。そして3試合連続スタメン起用された広島戦の0-1で迎えた後半アディショナルタイム、C大阪はDFディオン・クルーズが左サイドからロングスローをゴール前に送ると、ボールは櫻川の元へ。胸トラップから右足でボールを浮かせ、華麗なオーバーヘッドシュートで同点ゴールを決めた。

「これまであんなオーバーヘッド見たことなかった。フィジカル的に優れていて、どしっと構えるイメージが強かったですけど、そこにプラス器用さというか、ああいう豪快さみたいなところも個人としては初めて見た。チームが彼の良さを引き出して、かつソロモン選手的にもうまくハマったいい時間を過ごしてるんじゃないかなと思いますね」

 24歳の櫻川はジェフユナイテッド千葉ユースからトップに昇格しプロデビュー。ファジアーノ岡山への期限付きも経て、2024年に横浜FCへ完全移籍を果たした。横浜FCでは昨季35試合4ゴールを決めていたがチームは降格。そして今季C大阪へと加入した。

「まず先発が続いているので、監督の信頼が厚いのが伝わる。去年の横浜FCではやっぱり守備的な時間がすごく多く、最後のセットプレーや猛攻仕掛けるラスト15分の強さは発揮していたけど、90分通してなかなかフィニッシュのところで関われる機会があまり多くはなかった。でも、セレッソって結構ボールを保持するチームで、福岡戦もそうですけど、いいクロスが上がってくるから、移籍のチーム選びとして非常に面白いなと思っています」

 さらに太田氏は以前より元日本代表DFの安田理大氏から、櫻川について評判を何度も聞いていたという。

「安田理大が千葉で共闘していて、その時から『身体能力はやばい。あいつの能力はものすごい。そろそろ覚醒か』ってずっと言っていたんすよ。未完の大器じゃないですけど、セレッソで爆発したらものすごい面白いことになりますよね」

 チーム選び、監督との巡り合わせ大事と説きつつ「あれだけのフィジカル、能力を持ち合わせた日本人は他にいないので。ちょっと代表の話をするには早いと思いますけど、Jリーグの中でもまた違った個性を持ってる選手だと思う。この個性がさらに際立ってほしいなと思いますね」と、さらなる活躍に期待を寄せている。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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