電撃加入→いきなり日本人対決 ブンデスデビュー戦でDF2人抜き…代表MFは中盤“支配”

塩貝健人(中央)と佐野海舟(右)の日本人対決が実現【写真:菅原敬太】
塩貝健人(中央)と佐野海舟(右)の日本人対決が実現【写真:菅原敬太】

佐野海舟と塩貝健人の日本人対決が実現した

 ドイツ1部マインツは1月24日、ブンデスリーガ第19節でヴォルフスブルクと対戦し、3-1の逆転勝利を収めた。日本代表MF佐野海舟は相手のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを抑え込み、中盤を支配。PK失敗からの逆転勝利に貢献した。また、ヴォルフスブルクに新加入したFW塩貝健人はブンデスデビュー。中盤のターンから相手DF2人をはがす鋭いドリブルを披露するなど途中出場で堂々としたプレーを見せた。

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 立ち上がりから厳しい展開を強いられた。開始3分、右サイドを突破されてクロスを許すと、ゴール前で待っていたヴォルフスブルクのFWモハメド・アムーラが流し込み、いきなりビハインド。嫌な形で試合が始まり、スタジアム全体が重い空気に包まれる。それでもマインツは攻撃のリズムを失わず、果敢に前進。22分にはPKを獲得したが、FWフィリップ・ティーツのシュートはGKカミル・グラバラに止められ、前半は0-1のまま折り返した。

 後半は交代で一気に流れが変わった。後半19分にMFナディエム・アミリらを投入すると、ボールの動きが滑らかになり、敵陣での圧力が強まる。すると同23分、アミリの右コーナーキック(CK)をティーツがニアで強烈なヘッド。これがゴールネットを揺らし、ついに同点に追いついた。この瞬間、スタジアムの雰囲気が完全にマインツ一色に変わった。勢いそのままに、同28分には再びアミリのCKから混戦が生まれ、DFステファン・ベルがこぼれ球に反応して押し込み、逆転に成功した。

 後半38分には、アミリがPKを冷静に沈め、3-1。前半の苦しい内容とPK失敗を乗り越え、後半だけで3得点と逆転勝利を収めた。日本人選手では、MF佐野海舟が90分フル出場。相手の要であるデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンにボールが入る瞬間を鋭く潰す場面が何度も見られ、守備の強度と切り替えの速さで中盤を支えた。ボール回収から素早く前進する推進力もあり、チームの勢いを加速させる重要な役割を果たした。

 ヴォルフスブルクの塩貝は後半40分にブンデスリーガデビュー。短い時間ながら、中盤での鋭いターンから2人を剥がすドリブルを披露し、持ち味のキレと推進力を示した。シュートまで持ち込む場面はなかったが、終盤に見せた積極性は将来への期待を抱かせるものだった。試合後は悔しさをにじませながらピッチを後にしたが、その表情には次への意欲も感じられた。

 逆転勝利を収めたマインツの選手たちは、試合後に安堵と喜びの表情を見せる一方、敗れたヴォルフスブルク側では塩貝を含む選手たちが悔しさを隠せない様子だった。

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