「チェルチと本田はいいプレーを見せてくれた」

　後半12分にチェルチがカウンターのチャンスを作ると、最後は再びメネズがフィニッシュ。これが決勝点となった。

「チェルチはいいプレーでチームを助けてくれた。彼が左サイドで苦しんでいたのでサイドのポジションを入れ替えた。本田はどちらのサイドでも適応できる。私はチームに確実性をもたらすことができた」

　インザーギ監督は記者会見で満面の笑みを浮かべた。また、衛星放送「スカイ・イタリア」のインタビューでは「チェルチと本田はいいプレーを見せてくれた」と両選手のプレーを高く評価している。

　“副キャプテン本田”はゴールに絡むことはなかったが、前半41分、前線で新加入FWマッティア・デストロに好パスを供給するなど奮闘。先発復帰初戦でフル出場を果たした。ミランは昨年12月14日のナポリ戦以来、6試合ぶりのリーグ戦勝利となった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images