J1オファーに「即決」 高卒→J3→J2からたどり着いた舞台…肌で感じた「優勝を目指すべき」

京都に完全移籍をした石田侑資「僕が引っ張っていければいい」
今冬の移籍市場でJ2のいわきFCからJ1の京都サンガF.C.に完全移籍をしたDF石田侑資。2021年にJ3のガイナーレ鳥取でプロデビューを果たしてから、たどり着いたJ1の舞台。1つずつ階段を登ってきた23歳が「これからの人生にかかっている」と強い思いを話した。
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持ち前のコミュニケーション力ですぐさまチームに馴染んだ石田。いわきでは3センターバックの左ストッパーとして台頭すると、2年連続でリーグ戦30試合以上の出場を果たし、主力として活躍してきた。
昨季はリーグ終盤戦まで上位争いを繰り広げ、3位で終えたチームの一員として、2月から始まる明治安田J1百年構想リーグでの優勝に貢献するため、新天地での一歩を踏み出した。
「やっぱり、レベルは高いですし、インテンシティも強度も高い。そのなかでも、しっかり質も高くて。こういうところで続けていけたら、僕自身もレベルアップできるなと思いますし。これからどれだけ自分に向き合ってやっていけるかが、これからの人生にかかっていると思います」
京都の選手は「本当にいい人たちばかり」。しかし、そのなかに厳しさもあり、要求するレベルは高い。「お互い求め合ってやっていけてるなっていう実感がある」と、いい関係性を築きながら、高め合っていけると好感触を得た。
「J2から移籍してきたから、とかそういう目は全くなくて。むしろどんどん教えてもらってるし、いい人たちばかり。でも、そのなかに厳しさもちゃんとあります」
実際、昨シーズンに飛躍したチームへ加わって「優勝を目指すべきチームだな」と肌で感じ、石田自身も「優勝する」という目標のすり合わせもバッチリ。京都の選手たちとプレーをしていくうちに、「強いこだわり」を感じることが多くあったと話す。
「偉そうに言うわけじゃないですけど、『優勝目指すべきチーム』だというのは本当に思いました。率直にこのチームに入って感じるところは多くあって。例えば、1つの練習で1つのパスとか、ワンアクション、ワンプレーっていうのに対してしっかり、全員が優勝するためにという意識を持てていると感じました」
そのなかで、レベルの高さに感心するだけでなく「僕が引っ張っていければいい」と先頭に立つ覚悟も持つ。J2とのレベル差を感じながらも、「しっかりそこに食らいついていけるようにやっていきたい」と強い意志をのぞかせた。
曹貴裁監督も「今後にもっと期待したい」唸るほどで、「1対1の強さ」に加え、「状況判断の良さ」も評価。このキャンプで自分の良さをしっかりとアピールできつつある。「自分がジャッジして、いいと思うプレーをしっかり判断してやりなさい」と、曹貴裁監督は石田に言葉を送った。
J1移籍の先にある「なりたい自分の姿」
京都への移籍は「即決」だった。「京都に行きたい」と石田自身も思っていたなかで、オファーが届いて理想が現実になった。
「まず、若いうちに上のJ1でプレーしたいという気持ちが強かったなかで、京都さんがオファーをくれた。でも、ここで終わりじゃなくて、新たなスタートだと思っていますし、チームのために、京都のためにプレーできる選手にならないといけない」
1つの理想を現実にした石田にとって、まだまだ大きな「なりたい自分の姿」もある。
「あの目指してるのはもっと上ですし、そこに対して日々積み上げていかないといけないですが、まずはしっかり京都の力になるというのが最低目標だと思っています。それに向けて真摯に取り組むしかないです」
そして、J1の舞台で対戦を心待ちにするのがFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)。日本代表として活躍をしたストライカーにも臆することなく、真っ向から挑む熱いものを心に秘めている。
「大迫選手とはマッチアップして、やってみたいと思いますし、色々な選手と戦うことでプレーの幅も増えてくるはずなので、本当に楽しみでしかないです」
高卒プロから着実にステップアップを果たし、6年の年月をかけて自ら掴み取ったJ1の舞台。新たに加わった紫の40番が、今季注目の1人に名乗りを上げようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)






















