槙野監督、往復180キロ3時間を自ら運転「若手なので」 鹿児島→宮崎で“越境”初陣「いいところ出た」

藤枝のミスター槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
藤枝のミスター槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

J1福岡と対戦して3-6敗戦

 今季からJ2藤枝MYFCを率いる元日本代表DF槙野智章監督が1月17日、宮崎市内でJ1アビスパ福岡とのトレーニングマッチに臨み、初陣を飾った。45分×3本で計3-6の敗戦を喫したものの、熱戦を演じた。鹿児島県・霧島市でキャンプを行っている藤枝はこの日約1時間半かけて宮崎まで移動。槙野監督は往復3時間の距離をレンタカーして自ら運転し、指揮をとった。

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 照りつける日差しのように槙野監督の采配が光った。気温20度に上った宮崎。1月でも暖かな気候のなか、藤枝は初戦に臨んだ。前日17日に霧島にキャンプインしたばかりで、3本とも主力、サブを混ぜたメンバー。3バックでスタートし、J1相手に主導権を握られつつも、ボールを握った場面では縦への意識を統一させて何度もチャンスメイクした。

「良かったと思います。キャンプでは4回練習試合をする。相手は3回目だったし、初めての試合でいいところも出た」

 3本目の終了間際にはミスから失点するも、その直後に意地のゴールを奪うなどメンタル面の強さも見せた。槙野監督が体現したい藤枝“らしさ”が垣間見られた初戦。実は、この試合に向けて藤枝は県を超えて約90キロ、片道1時間半の道のりをかけて移動。「チームで若手なので」と、指揮官はスタッフを乗せて自らレンタカーを運転して初陣に臨んだ。「選手も大変だったと思うけど、よくやってくれた」。選手、スタッフの目線に立って、謙虚にチームを作り上げるのが“槙野流”だ。

 試合中もポジティブな声かけが響いた。この日の試合には調子乗り世代で同学年の元日本代表DF安田理大氏も観戦した。旧友が見守ったなかで「俺は選手の気持ちももちろん分かる」と、意識。ここから開幕に向けてキャンプでさらに積み上げていく。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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