19歳日本人が独1部へ電撃加入 移籍金はクラブ史上2番目…現地報道「昨季頭角を現した」

小杉啓太がフランクフルトに電撃移籍【写真:アフロ】
小杉啓太がフランクフルトに電撃移籍【写真:アフロ】

ユールゴーデン小杉啓太がフランクフルトへ移籍

 ドイツ1部フランクフルトは現地時間12月18日にスウェーデン1部ユールゴーデンの19歳DF小杉啓太の加入を発表した。ユールゴーデン史上2番目に高い移籍金になると報じられている。

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 湘南ベルマーレの下部組織出身の小杉は高校卒業後にJリーグを経ずにユールゴーデンへ移籍。左サイドバックのレギュラーに定着し、加入からおよそ1年半で公式戦62試合に出場して5得点7アシストの成績を残した。昨季はUEFAカンファレンスリーグのベスト4進出を経験。評価を高め、ステップアップが噂されていたなかで新天地がドイツに決まった。フランクフルトでは日本代表MF堂安律とチームメートになる。

 記事では「昨シーズン、カンファレンスリーグで頭角を現した」と紹介され、移籍金については詳細が明らかになっていないが、ドイツ誌「キッカー」によれば、ユールゴーデンのスポーツディレクターを務めるボー・アンデション氏が「クラブ史上2番目に高額な移籍」と話している。これまでのユールゴーデンの歴代2位の移籍金は2024年夏にイタリア1部ローマへ移籍したDFサミュエル・ダール(現ベンフィカ)の450万ユーロ(約8億2000万円)だが、これを上回っているようだ。なお、史上最高額の移籍は2024年冬にイングランド1部トッテナムに移籍したMFルーカス・べリヴァルの1000万ユーロ(約18億円)+ボーナスとなっている。

 U-17日本代表ではキャプテンとして2023年のU-17ワールドカップを戦い、現在はU-23日本代表としても活躍が続く小杉。ブンデスリーガへの挑戦でさらなる飛躍が期待される。

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