34歳元ブラジル代表が現役引退へ 先月に意識不明→退院も…近日中に発表と現地報道

34歳のオスカルは現在サンパウロに所属
元ブラジル代表MFオスカルがプロサッカー選手としてのキャリアを終えることを決断したと、現地メディア「グローボ」が報じた。現在ブラジル1部サンパウロに所属するオスカルは、クラブに対し自身の決定を伝えたという。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
オスカルは先月、バッハ・フンダにあるトレーニングセンターでのプレシーズンの検査中に体調不良を訴え、救急車でアインシュタイン・イスラエル病院に搬送され、集中治療室(ICU)に入った。そこで、失神の一種である血管迷走神経性失神と診断された。
この失神は、血圧の低下と心拍数の減少によって引き起こされる一過性の意識喪失であり、いわゆる「気絶」にあたる。専門家によれば、この問題は命に関わるものではないが、継続的な経過観察が必要であるという。
サンパウロとの契約はまだ2年間残っているものの、クラブとは円満な契約解除に向けて協議を進める見通しで、近日中に自身のソーシャルメディアを通じて、現役引退を正式に発表する可能性が高いとされている。
オスカルは2012年、イングランド1部チェルシーで活躍し、ブラジル代表としても2014年にブラジルで開催されたワールドカップ(W杯)にも出場するなど、世界的な名選手としての地位を確立した。そんなキャリアの絶頂期にいた2017年、オスカルは中国の上海上港(当時名称)に移籍して、長期間にわたってアジアでプレー。今年になって古巣でもあるブラジルの名門サンパウロに復帰していた。
また、ブラジル代表としては、2013年のコンフェデレーションズカップで優勝を果たし、2014年ワールドカップにも出場。準決勝のドイツ戦(1-7)ではブラジルの唯一のゴールを決めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















