ポグバ不発の原因はモウリーニョ采配! 元仏代表FWアンリが指揮官の起用ミスを断罪

批判を浴びるポグバ、アンリ氏は「彼は中盤の底の選手ではない」と指摘

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは今季開幕前にユベントスから史上最高額の移籍金1億1000万ユーロ(約132億円)で加入したが、期待に見合う活躍ができなかったと批判を浴びている。元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏は、ポグバ不発の理由をジョゼ・モウリーニョ監督の起用ミスと断罪している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」で語った。

 今季リーグ戦4得点3アシストのポグバは、ユナイテッドの中盤で存在感を示しているが、今季6位に終わったチームで期待外れの扱いを受けている。

 ポグバ不発の理由はモウリーニョ監督の采配にあると指摘したのはアンリ氏だ。「ポール・ポグバにとっては常に困難な状況だった。ポグバを最適な位置で起用しなかった。彼は中盤の底の選手ではない。もっと高い位置、もしくは左サイドでのプレーを好んでいる。彼が低い部分でプレーすると、彼の良さを少し損なうことになる」と分析している。

 モウリーニョ監督はポグバを中盤の底で起用する機会が多かったが、それは失策だったとアンリ氏は非難している。「彼のような移籍金が付いてしまうと、誰もが常に話題にする。昨夏、他にもっと移籍金の高い選手がいたら、ポグバは放っておいてもらえたかもしれない。2シーズン目はもっと良くなると思う。もっともっと活躍できる才能の持ち主だ」と往年の名手はポテンシャルを評価し、フランス代表の後輩の巻き返しに期待を込めていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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