日本人MFに「何が起きているのか」 数年で“最高の選手”も…地元メディア困惑「さっぱり分からない」

セルティックの旗手怜央【写真:PA Images/アフロ】
セルティックの旗手怜央【写真:PA Images/アフロ】

旗手怜央のパフォーマンスに注目が集まっている

 スコットランド1部セルティックのMF旗手怜央は今季は所属クラブで存在感を失っている。中盤のエンジンとしてチームを支えてきた28歳の想定外の不調について、元スコットランド代表FWクリス・ボイド氏は「旗手に何が起きているのか、さっぱり分からない」と語った。セルティック専門サイト「67 Hail Hail」が伝えた。

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 2022年にセルティックに移籍した旗手は加入以来、中盤のキープレーヤーとして活躍してきた。昨季はリーグ戦33試合で9得点4アシストと堂々たる成績を残した。

 今季もここまで12試合中10試合に出場。レギュラーの立場は守っているが、記録は1得点1アシストにとどまり、ピッチ上での影響力も低下している。

 同メディアは「ここ数年のセルティックにおいて、旗手怜央以上に見るべき選手はそう多くない」とこれまでの旗手の貢献度の高さを強調したうえで、「ブレンダン・ロジャーズの下で旗手が最高のパフォーマンスを示したのはチャンピオンズリーグでRBライプツィヒを下した試合(2024年11月5日)だ。あれからたった12か月しか経っていないが、旗手のパフォーマンスは多くのことが変わってしまった」と日本人MFの急落ぶりを伝えている。

 セルティックのライバルクラブであるレンジャーズなどで活躍した元スコットランド代表FWボイド氏も「ここ数か月、旗手に何が起きているのか、さっぱり分からない」と旗手の不振について言及していた。期待されたものとは程遠い出来が続いているようだ。

 セルティックは今季監督交代に揺れるなどチームとしても本調子ではないが、その中で旗手は復調のきっかけをつかむことはできるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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