冨安健洋を「メンバーとして考えていきたい」 W杯まで残り7か月…森保監督の“見解”「間に合う」

指揮官は冨安を「戦力だと思っています」
森保一監督が11月17日、国立競技場で国際親善試合ボリビア戦(18日)に向けた公式会見に出席した。指揮官はDF冨安健洋について言及。現在、フリーエージェントでリハビリ中の27歳が来年の北中米ワールドカップ(W杯)に「間に合う」と期待を寄せ、コンディション次第では「メンバーとして考えていきたい」と見解を示した。
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森保監督はボリビア戦で史上初の通算100試合目の指揮。そのなかで、2018年9月に立ち上げ以降、中心として42試合に出場したディフェンスラインの要である冨安について現状を踏まえて、見通しを明かした。
「シンプルに答えますと彼は間に合うと思っていますし、彼のコンディションさえ良ければ日本代表がW杯で優勝してチャレンジする戦力だと思っています。今の彼のリハビリの状況も常に我々がやり取りしてみていますし、彼がどの程度上がってくるかということは分かりませんが、しっかりプレーして彼のパフォーマンスを発揮してくれるということが確認できればメンバーとして考えていきたいなと思います」
イングランド1部アーセナルに所属していた冨安は昨年8月に右膝の手術を受け、同年10月にプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦で右サイドバックとして6分間出場。日本代表からは昨年6月のW杯アジア2次予選シリア戦(5-0)を最後に遠ざかっている。今年2月には2度目の手術を受け、現在は無所属でリハビリに励む。
森保ジャパンを支えてきた欠かせない存在。森保ジャパンの出場数42試合は久保建英(47試合)、鎌田大地(46試合)に次いで7番目。直近1年半は日本代表で試合に出場していないものの、指揮官からの信頼は厚い。8強に終わった昨年のアジアカップでは、準々決勝でイランに敗れたあと「勝ちへの執着心が足りなかったですし、良くないときに声を出すだったり、プレーで、ディフェンスだったら、ガッツリボールを奪って雰囲気を変えるだったり、攻撃陣であったら球際だったり、一個ドリブルで仕掛けて雰囲気を変えるだったりが、本当にこのチームには足りない。良くない時の日本がそのまま出て、大会が終わってしまったなと思うんで。それは僕自身も含めてもっともっとやらないといけない」と話して、チームに喝を入れていた。
W杯まで残り7か月を切り、ボリビア戦は年内最後の一戦。まだまだW杯本大会のメンバーは不透明ななかで、27歳DFリーダーの復活は誰もが待ち望んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)





















