南野拓実が示した「70」 森保監督の節目に“一番弟子”「光栄なこと」…共に歩んだ7年の年月

南野拓実が森保一監督の変化について話した【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】
南野拓実が森保一監督の変化について話した【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

森保監督は次のボリビア戦が100試合目の指揮

 “愛弟子”日本代表MF南野拓実が森保一監督と歩んできた7年間の歴史を語った。11月16日、千葉県内で国際親善試合ボリビア戦(18日/国立)に向けて取材に対応。森保監督は2018年に日本代表監督に就任後、ボリビア戦で史上初の100戦目を迎える。立ち上げ当初から招集され、カタール・ワールドカップ(W杯)では10番を背負い、森保ジャパンでは最多の70試合に出場(通算72試合)。26ゴールも最多で、一番弟子が寄せる思いとは。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)

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「今まで100試合やった監督は日本でいないんですよね。素晴らしいことだと思いますし、ふさわしい監督だと。僕は森保さんと長くやらせてもらっていますけど、一緒のチームとして戦ってきた思いがあるので、素直に自分が多くの試合を共にできているのは光栄なことだと思います」

 2018年9月、森保ジャパンの第1次政権が誕生した。初戦のチリ戦が地震の影響で中止となり、2戦目だったコスタリカ戦からスタート。この一戦で後半21分に左足を振り抜いて相手DFの股を抜いたA代表初ゴールを挙げた。森保ジャパンにとってもオウンゴールに続き“1号”。その後、中島翔哉・堂安律と形成する森保ジャパンの2列目は「三銃士」とも呼ばれた。

 それから70試合。森保ジャパンで最も多くの試合に出場し、最もゴールを重ねてきた。森保監督の100試合のうちに70パーセントの試合に出場した“一番弟子”。カタールW杯を終え、2023年からは第2次政権に突入。W杯後は代表から外れた時期もあったが、ASモナコで復活を遂げ、再び常連となった。

 森保監督はここまで99試合で通算68勝14分17敗(PK戦は引き分け扱い)。南野がゴールを決めた計21試合では20勝1敗で多くの白星をプレゼントしてきた。

「人間性の部分であったりすごく尊敬できる人。みんな感じていると思う。選ばれる選手と選ばれない選手、出られる選手と出られない選手がいる中でもチームのためにやろうと思える雰囲気を森保さんの人間性だからこそ代表チームは作れていると思う。選手に対してのリスペクトを常に感じますよね。招集のたびにチーム状況含めて毎回どうか聞いてくれるし、細かい部分ですけど僕的には選手として監督がそういうふうに言ってくれるのはすごく嬉しい」

 100試合を超え、2度目のW杯へーー。ボリビア戦は絶対に負けられない。

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