鈴木彩艶の離脱でパルマに緊急補強プラン浮上 ベテラン中心に候補複数…専門記者「獲得を検討」

ロマーノ記者が鈴木彩艶について言及
イタリア・セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、左手の骨折により数か月の離脱が見込まれている。この間、パルマは現在契約のないフリーエージェントの選手を獲得して急場をしのぐ方針のようだ。
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鈴木は今月に入って試合中の接触で左手を骨折。所属のパルマは公式サイトにおいて、鈴木が今週に日本へ帰国して手術を行ったことを明らかにしている。負傷時点では3~4か月の離脱が見込まれるとされていた。
冬の移籍市場が開くまで1か月半ほどあり、鈴木以外のGKメンバーも20代前半の若手が並ぶラインアップとなっているパルマ。移籍市場専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ記者は、公式Xで「パルマの日本代表GK鈴木彩艶は手術を終え、3~4か月の離脱となる。パルマはフリーエージェント市場から新たなGKの獲得オプションを検討する」とした。
サッカー界のルールでは、現在契約のない選手は移籍市場の期間であるかどうかに限らず新加入選手としてチームに迎えることができる。
現在、契約チームのないフリーエージェントのGKでは、6月から7月に米国で開催されたクラブ・ワールドカップ(W杯)限定で、UAEのアル・アインの一員としてプレーした37歳の元ポルトガル代表GKルイ・パトリシオがいる。ローマや、昨季はアタランタでプレーしていたことからイタリアでの経験も豊富だ。
イタリア人選手では38歳の元イタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグも昨季にセリエBのパレルモでプレーしたのを最後にフリーとなっている。また、昨季にセリエBのサレルニターナでプレーした34歳のGKルイジ・セペは、2018年から22年までパルマでのプレー経験がある。
鈴木の復帰は2月から3月になることが見込まれる。昨季は鈴木の活躍もありセリエA残留を決めたパルマ。今季も降格圏からすぐ上の17位という状況だけに、実力あるGKを素早く確保する必要がありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















