不振の南米名門が「史上最悪の記録」 99年ぶり本拠地4連敗…現地紙糾弾「要塞は消え去った」

本拠地4連敗を喫したリーベル・プレート【写真:AP/アフロ】
本拠地4連敗を喫したリーベル・プレート【写真:AP/アフロ】

元アルゼンチン代表のガジャルド監督が率いる

 アルゼンチンの名門が苦境に陥っている。リーベル・プレートは、現地時間11月2日に行われたヒムナシア戦で0-1と敗れ、ホームで公式戦4連敗を記録した。1926年以来の連敗記録となり、実に99年ぶりの屈辱的な記録となった。アルゼンチン紙「オレ」が報じている。

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 リーベルは9月18日に行われたコパ・リベルタドーレス準々決勝第1戦でパルメイラスに敗れて以来、リエストラ、サルミエント、ヒムナシアと黒星を重ねた。「ホームで4連敗しており、これは1926年のアマチュアトーナメント以来の出来事だった」と歴史的な悪夢に見舞われたと報じた。

 特にショックだったのは、この4連敗が「モヌメンタル・スタジアム史上最悪の連敗記録となった」という点だ。1938年の開場以来、これほどの不振は例がなく、「2025年という忘れ難い年に初めてそれが起きた」と強調されている。

 今回の4連敗は、モヌメンタル開場前に当たる1926年以来のもの。当時はアルベアル・イ・タグレ・スタジアムでホームゲームを行っていた時代であり、リーベルはサン・ロレンソ、ラシン、スポルティーボ・パレルモに敗北した。さらに記録をさかのぼると、1906年にもホーム4連敗を記録しており、当時はアルゼンチン2部リーグで戦っていた。

 元アルゼンチン代表のレジェンド、マルセロ・ガジャルド監督が率いる現在のチームだが、苦境に陥っている。「モヌメンタル・スタジアムが築き上げてきた要塞は、瞬く間に消え去ったようだ」と記されたように、名門の誇りは大きく傷ついている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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