どん底の独古豪「無理はない」 開幕8戦で勝ち点3…絶対王者との明暗を現地指摘「引き離された」

最下位に沈むボルシアMG【写真:ロイター/アフロ】
最下位に沈むボルシアMG【写真:ロイター/アフロ】

ボルシアMGが苦境に陥っている

 日本代表FW町野修斗が所属するドイツ1部ボルシアMGが苦境に陥っている。現地時間10月25日、ブンデスリーガの第8節で首位バイエルン・ミュンヘンに0-3で敗戦。バイエルンが開幕8連勝を飾った一方で、3分5敗とリーグ唯一の未勝利で最下位に沈んでいる。

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 浮上のきっかけを掴みたいボルシアMGだが、力の差を見せつけられるゲームとなった。前半15分と早々に退場者を出すと、後半19分にMFジョシュア・キミッヒ、同25分にDFラファエル・ゲレイロにゴールを許す。

 その10分後にはPKのチャンスを得るも、MFケヴィン・シュテーガーの放ったシュートはポストを叩き、得点は奪えず。その後、17歳の新星MFレナート・カールの鮮やかなミドルシュートでとどめを刺される格好となった。町野は後半18分から途中出場したが、劣勢の中で見せ場を作ることはできなかった。

 1960年代から70年代にかけてブンデスリーガで過去5度の優勝を誇り、当時はバイエルンとも肩を並べる名門クラブだったボルシアMGだが、近年はそのかつてのライバルに大きく水を空けられている。

 現地メディア「BMG NEWS」は今回の0-3の大敗を受けて、「グラードバッハ(ボルシアMG)対バイエルンは間違いなくドイツで最も権威ある試合の一つだった。歴史的に互角の立場だったが、近年では大きく引き離されてしまった」とボルシアMGの現状について触れ、「PKのようなチャンスすら生かせなければ、残留争いに巻き込まれるのも無理はない」と厳しい目を向けていた。

 開幕8試合で勝ち点「3」という低調なスタートを切ったボルシアMGはどん底から這い上がることができるのだろうか。

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