アジア杯→W杯…8人入れ替えは「日本の環境特有」 U-17代表監督「一気に自信つけた」

廣山望監督「最大8試合になったのは、これほど美味しいチャンスはない」
日本サッカー協会(JFA)は10月17日、FIFA U-17ワールドカップ(W杯)カタール2025に臨むU-17日本代表のメンバーを発表した。都内で会見を行い、山本昌邦ナショナルチームダイレクターと廣山望監督が出席。A代表がブラジルに歴史的勝利を挙げてサッカー熱が高まるなか、さらなる注目をお願いした。
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今大会から、出場国が24か国から48か国へ倍増。廣山監督は「初めての形式なので、正直やってみないとわからない」としながらも、「最大8試合になったのは、これほど美味しいチャンスはない」と言及。32か国での決勝トーナメントは、同じ形式の大会も多い日本の高校生が得意なフォーマットだと語った。
また、今年4月に行われたU-17アジアカップから8選手を入れ替えた。廣山監督は「日本の環境特有で、目をつけていたけどなかなかレギュラー取ってくれないなという選手が、新学年になって取ったら一気に自信つけた」と指摘。今年、新たに高校3年生または2年生になった選手の成長速度への驚きを明かした。
2023年大会のメンバーから、すでにピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、佐藤龍之介の2選手がA代表入り。山本ダイレクターは「こういうスピード感が出てきたことを、本当に嬉しく思っております」とし、「この大会から北中米ワールドカップにたどり着くような選手が出てくるくらい」の大ブレークに期待する。
14日にはA代表がブラジルに歴史的な初勝利を挙げた。「今まではブラジルとやると(観客席に)黄色が多かったんですよ」と山本ダイレクター。「今回は違いましたね。ほとんどが青く埋まって、日本が勝ちにいくんだという雰囲気を出してくれた」とし、U-17の若武者たちへも同じような声援をお願いした。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)




















