194cmブラジル人がJ移籍熱望「プレーしてみたい」 韓国席巻の28歳…中国名門と契約満了

韓国メディアによると、山東泰山のゼカがJリーグ移籍を希望しているという
かつてKリーグで活躍したブラジル人FWゼカが、Jリーグへの移籍を希望しているという。中国スーパーリーグの山東泰山でエースとして活躍する194センチの大型ストライカーの動向について、韓国メディアは現地時間10月12日、「ゼカは最近のインタビューで機会が与えられるならJリーグでプレーしてみたいと語った」と伝えている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
1997年生まれのゼカは、2022シーズンに大邱FCへ加入し、Kリーグにデビュー。特有のフィジカルとスピードを武器に韓国の舞台を席巻し、38試合に出場して16ゴール8アシストを記録した。翌2023シーズンには浦項スティーラースへ完全移籍し、44試合で16ゴール11アシストと、2シーズン連続でリーグを代表するストライカーとして君臨した。
Kリーグでの大成功を置き土産に、シーズン終了後には名将チェ・ガンヒ監督が率いる中国の山東泰山へ活躍の場を移した。加入当初は靭帯と半月板の負傷に見舞われたが、復帰後は指揮官の絶大な信頼を掴むと、今シーズンはリーグ戦19試合で10ゴール6アシストを記録。チームの絶対的エースとして、その得点能力を遺憾なく発揮している。
今シーズン限りで山東泰山との契約が満了を迎えるなか、ゼカは新たな挑戦の場として日本を視野に入れているようだ。同メディアは「同じブラジル出身の同僚たちの紹介で、日本のリーグの待遇やプレー環境に深い関心を持つようになった」と言及しており、アジアの舞台でさらなるキャリアを築くことへの意欲が窺える。
Jリーグのクラブにとっては、実績十分の大型FWは大きな魅力となるだろう。一方で、記事では「もちろん彼の最も大きな願いは山東と再契約を締結することだ」とも触れられており、現所属クラブとの交渉が最優先であることも示唆されている。アジアのサッカーシーンを席巻してきた点取り屋の去就に、大きな注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















