英日本人の「特別な瞬間となった」 移籍後初ゴール…”適応性”に現地喝采「生活に順応しつつある」

ブラックバーンの森下龍矢【写真:REX/アフロ】
ブラックバーンの森下龍矢【写真:REX/アフロ】

ブラックバーンに今季加入した森下龍矢

 イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のブラックバーンに今季加入のMF森下龍矢は、13日のリーグ第5節ワトフォード戦で1-0勝利の決勝ゴールを挙げた。地元メディアに対し森下は、順調なイングランドでのスタートを話している。

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 敵地で後半2分に決めた一撃が勝利を導くものになった森下のプレーについて地元メディア「ランカシャー・テレグラフ」は「イングランドでの生活に順応しつつあるなかで、初ゴールを決め喜びを爆発させた。落ち着いたフィニッシュで、28歳の選手にとって遠征してきたファンの前で祝う特別な瞬間となった。何よりも、森下にとって最も価値ある勝ち点3を獲得できた」とした。

 そのうえで森下は「決勝点を決めたからこそ、本当に特別な試合になった。一番大切なのはチームの勝利。僕もゴールを決めたけど、チームが勝ったことでもっと嬉しかった」として、「プレーして学ぶことで、どんどん良くなっていきます。ピッチで自分のパフォーマンスを見せるために来たので、ゴールを決めて、ファンに受け入れてもらい、ローバーズでのキャリアが始まりました」と話したという。

 ポーランド1部レギア・ワルシャワから移籍市場の終盤に慌ただしくイングランドへやってきただけに、「イギリスはサッカーをするには最高の場所です。まずはアパートを探す必要がありますが、車は持っています。先週買ったばかりなので、どこへでも行けます」と冗談も交えて話した森下だが、「ここにいる時間が長くなるにつれて、適応し始めています」という言葉も残しているという。

 同じ日本人のFW大橋祐紀という心強い存在もいる中、森下のイングランドでのキャリアは好スタート切ることができたようだ。

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