7失点大敗→英日本人がヒーローに ”40m独走弾”に現地喝采「監督がまさに必要としていたもの」

QPRの斉藤光毅が決勝弾【写真:REX/アフロ】
QPRの斉藤光毅が決勝弾【写真:REX/アフロ】

QPR 斉藤光毅が決勝弾を決めた

 イングランド2部QPRは現地時間8月30日に第4節でチャールトンと対戦し、3-1で勝利を収めた。勝利を呼び込んだのは今夏に完全移籍で復帰したMF斉藤光毅。ドリブルで40メートル独走から勝ち越しゴールを奪った24歳について、現地メディアは「困難なスタートの後で監督がまさに必要としていたもの」と称賛していた。

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 斉藤は昨季ベルギー1部ロンメルから期限付き移籍でQPRに加入し、リーグ戦39試合で3得点2アシストの成績を残した。その後、契約期間満了で一度ロンメルに復帰したが、今夏にQPRへ完全移籍した。

 チャールトン戦の後半14分に投入されて今季初出場を果たした斉藤は、1-1で迎えた同39分にセンターサークル内からのドリブルで相手エリア内まで持ち込み、左足のシュートで勝ち越しゴールをマーク。短い出番ながら、3-1の勝利を呼び込む活躍を見せた。

 英メディア「West London Sport」は「斉藤は見事なサイドステップでロイド・ジョーンズを抜き、ゴール下隅へと流し込んだ」「すでにQPRの人気者である日本人ウインガーは非常に重要なゴールを決めた」と斉藤の活躍をレポート。そのうえで「彼の即戦力としてのインパクトは、困難なスタートを切った後で(ジュリアン・)ステファン監督がまさに必要としていたものだ」と、その重要性を強調した。

 QPRは前節、アウェーでコベントリーに1-7の大敗を喫するなど開幕3試合勝利から遠ざかり、リーグカップでも3部プリマス・アーガイルに敗れて敗退と苦しんでいた。チームに待望の今季初勝利をもたらした斉藤への期待はさらに高まっていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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