スタッド・ランス中村敬斗のベシクタシュ移籍浮上でトルコメディアが特集

　フランス2部スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗にトルコ1部の強豪ベシクタシュへの移籍が浮上している。それを受け、トルコメディアでは「中村敬斗とは何者か？」と特集が組まれている。

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　2023年にスタッド・ランスに加入し、日本代表FW伊東純也との両翼で攻撃陣をけん引してきた中村。昨季は32試合で11得点の活躍を見せた。しかし、チームが2部に降格したことで去就が注目を集めている。

　フランス2部リーグはすでに開幕しているが、移籍を望んでいるとされる中村はチーム練習に合流していない。フランス紙「レキップ」ではベシクタシュが移籍金1500万ユーロ（約26億円）のオファーを提示したと報じられていた。

　それを受けて、トルコメディア「Cumhuriyet」は「中村敬斗とは何者か？」と日本代表MFについて特集している。「移籍の動きを続けるベシクタシュに衝撃的な噂が浮上」としたうえで、「母国の日本で選手としてのキャリアを始め、その才能はすぐにヨーロッパのクラブからも注目を集めた」と中村のこれまでのキャリアについて紹介していた。

　ガンバ大阪でプロデビューし、その後はオランダのトゥウェンテ、ベルギーのシント・トロイデン、オーストリアのジュニアーズ、LASKリンツ、そしてスタッド・ランスと欧州で4か国・5クラブを渡り歩いてきた中村。トルコの名門クラブへの移籍が新たなステップとなるのだろうか。