急逝したジョタと弟アンドレに日本からも追悼

　明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 Presented by 日本財団が7月30日に行われ、日産スタジアムで横浜Ｆ・マリノスと英1部リバプールが対戦。キックオフ後の前半20分には、今月上旬に交通事故で死去したポルトガル代表FWディオゴ・ジョタと弟のアンドレ・シウバへ哀悼の意を示す一幕が。ジョタのチャントが歌われ、手拍子とともに会場全体が故人を偲んだ。

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　世界が悲しみで包まれたフットボーラーの逝去に対してこの日、会場で思いが1つになった。試合前にはスタンドでジョタのバナーが掲出されたほか、選手入場に先駆けリバプールOBのイアン・ラッシュ氏が来場。会場が赤と白のライトに灯されたなか、ピッチに献花すると大きな拍手で包まれチャントが歌われた。そして、前半20分には会場全体でジョタへ手拍子が送られ、両チームと駆けつけたファンが感傷に浸った。

　ジョタとアンドレは現地時間7月3日に、休暇先のスペインで愛車を運転していたところ、事故に遭って帰らぬ人に。ジョタは6月22日にルーテ・カルドーソさんと結婚式を開いたばかりともあり、幸せの絶頂にあったなかでの悲劇だった。

　チームメイトらを中心に2に人は悲しみの言葉が寄せられ、ともにプレーした日本代表MF遠藤航も「未だに彼がいなくなってしまったことは信じれないですが、彼と過ごしたリバプールでの素晴らしい時間は自分にとってかけがえのない思い出です。自分自身も気持ちの整理をするのがまだ難しいですが、お二人の家族のためにできる限りのサポートをみんなでしていきたいと思います。お二人のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」と自身の公式SNSでメッセージを寄せ、追悼の意を示していた。