欧州開幕戦から“プレアシスト” 低弾道フィードが「上手い」…日本人DFの新境地に喝采

ルーベンの大南拓磨【写真:PsnewZ/アフロ】
ルーベンの大南拓磨【写真:PsnewZ/アフロ】

ルーベン大南拓磨がピンポイントのパスで得点を演出

 ベルギー1部OHルーベンのDF大南拓磨が今季開幕戦で存在感を放った。第1節のシャルルロワ戦に先発すると、前半2分に糸を引くような低弾道フィードで味方の“アシストをアシスト”。先制ゴールに絡む活躍だった。試合は2−2のドローに終わった。

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 大南は4バックの左センターバックとして先発出場。すると前半3分、左サイドに開いた位置から右足で前方へ低く鋭いフィードを供給。これを受けたFWティボー・フェルリンデンが右足のアウトサイドで中央へ折り返すと、最後はFWマシュー・マールテンスが押し込んだ。大南の絶妙なロングパスを起点にルーヴェンがリードを奪った。このロングパスには「こんな上手いロングパス出せたのかよ!」「低いロングキック上手い」「フィードが上手くなってる」との反響も寄せられた。

 大南は左サイドバックで先発していたDF明本考浩とともに先発してフル出場。後半終了間際に2点差を返されてドロー決着となったが、大南は期限付き移籍から完全移籍となって迎えた欧州2年目のシーズンで早速好パフォーマンスを見せた。昨季は公式戦27試合に出場した27歳はさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。

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