15歳MFマックス・ダウマンはアーセナルのアカデミー出身

　イングランド・プレミアリーグのアーセナルに現れた15歳の新星が輝きを放った。クラブのアカデミー出身のMFマックス・ダウマンは7月27日にシンガポールで行われたニューカッスルとのプレシーズンマッチに途中出場。圧巻のドリブル突破で決勝点となるPKを獲得する活躍を見せた。

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　プレミアリーグ対決となった一戦は、ニューカッスルが前半6分に先制するも、その後にアーセナルが2点を奪って逆転。後半に入り、ニューカッスルが同点に追いつく展開となったが、2009年12月31日生まれの15歳、ダウマンが試合の行方を決めた。

　右サイドのタッチライン際でボールを受けたダウマンは素早い反転で前を向くと、軽やかなステップでDFを1人かわし、そのまま中央へ切り込んでいった。ペナルティーエリア内に侵入すると、後ろから追ってきたMFジョエリントンに倒されてPKを獲得。このPKをキャプテンのMFマルティン・ウーデゴールが決め、アーセナルは3-2で勝利を収めた。

　この新星の活躍には、SNSで「最高傑作」「本当に超新星！」「ボール受けてから前向くの速すぎ」「成長楽しみすぎる」「すごい才能がユースから出てきた」「世界って広いな」「ほんまにレベチすぎて意味不明」「想像の何倍もすごくてびっくり」「文句なしの天才」と称賛が相次いでいる。

　プレミアリーグで3シーズン連続2位とタイトルにあと一歩まで迫っているアーセナル。今夏はスペイン代表MFマルティン・スビメンディ（←レアル・ソシエダ）、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ（←スポルティング）など他クラブから積極的な補強を進めているが、アカデミーからも楽しみなタレントが台頭している。